今、エンタープライズ開発(企業の基幹システム開発)にこれまでと違う構造変化が起こっていると感じています。私が昨年、気になった事象は次のようなものです。 SNS, ゲーム系企業への転職がブームになりつつある。 スマートフォン系開発受託は需要旺盛のはずだが、人月単価が(私の)予想以上に低い。 受託開発の新しい流れとして、月額料金型開発が登場し、脚光を浴びた。 人材派遣型ビジネスは多少の改善は見られるものの、将来性は暗い。 私の解釈は「指示通りのものをつくって、お金をいただく」開発ビジネスは終わりを迎えつつあるということです。それを見越したかのように、サービス提供型企業に開発者が集まっています。これらの企業は、これまでのパッケージ販売型企業(当社もその分野にいる)とビジネスモデルが異なっています。 パッケージ開発企業の立ち位置は、事業主体であるお客様の支援です。受託開発で一から構築するのは費用も