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2007年9月30日のブックマーク (9件)

  • 救急蘇生、心臓マッサージのみで充分効果あり | スラド

    毎日新聞の記事によると、意識を失って倒れた人の救命法として従来知られているのは心臓マッサージと人工呼吸の組み合わせだが、心臓マッサージだけで効果があり、人工呼吸は必要ないことが分かった。日救急医学会関東地方会の研究班調査結果である。 人工呼吸が必要ない理由としては 呼吸が止まっても12分程度は血液中の酸素濃度がそれほど下がらないこと 心臓マッサージの際の胸の動きで、空気が肺に送り込まれること が挙げられている。 人工呼吸は口を接触させることへの拒否感があり、実施をためらう人もいることと思うが、心臓マッサージだけで充分効果があることが分かったことで救命措置を行う人が増えることを期待したい。 なお、現在は自動車免許取得の際に救急救命法の講習を受けることが義務付けられている。従ってドライバーの多くは心臓マッサージや人工呼吸の処置法を知っているはずであるが、講習の知識はとかく忘れがちである。リン

  • ハインラインのアーカイヴがオンラインで公開

    先日生誕100周年を迎えたSF作家、ロバート・A・ハインラインが遺したアーカイヴがスキャンされ、オンラインで入手可能となったそうです(家/.の記事)。このアーカイヴはカリフォルニア大学サンタクルス校に収蔵されていたもので、草稿や構想ノート、スクラップブック、写真、手紙といったハインラ インに関する貴重な一次資料で構成されています。基的にダウンロードは有料ですが(収益はアーカイヴの維持に加えハインライン賞の運営にも回されるとのこと)、一定の資格を満たす研究者等には無料でのアクセスが認められるそうです。 日でも国会図書館は デジタル・アーカイヴの公開に熱心で、また著名な作家や学者のアーカイヴが大学や記念館等に設けられるということも少なくありませんが、一作家の一次文献資料がオンラインで誰にでもすべて公開されるというのは珍しいのではないでしょうか。

  • 東大、博士課程の授業料を実質ゼロ化 | スラド Linux

    日経の報道によれば、 東京大学が来年度から、大学院博士課程に在籍する学生の授業料負担を実質ゼロにする方針を固めたそうだ。 在籍する約6000人のうち約3500人はすでに各種の奨学金や研究奨励金を得ており、残る約2500人のうち休学者を除いた 1700人に対して、1人当たり約58万円を支給して授業料を賄うということらしい。 博士課程在籍中の生活についてはこれでラクになるのだろう。ただ、やはり問題は修了後の進路なのでは ないかと思ったり。

  • サルモネラ菌、宇宙空間で毒性強まる | スラド

    報道によると、宇宙の無重力環境で増殖したサルモネラ菌は地上のそれに比べて高い病原性をもつことが、スペースシャトル「アトランティス」の実験で分かった (読売新聞の記事、AFPの記事)。米アリゾナ州立大学の微生物研究チームは昨年9月、中毒などの原因菌として知られるサルモネラ菌の培養装置をアトランティスに搭載。帰還した菌と地上で培養した菌をそれぞれマウスに投与したが、その結果3週間後のマウスの生存率は地上の菌では40%だったのに対し、宇宙飛行した菌ではわずか10%だった。宇宙空間を移動した菌は遺伝子配列の一部に変化を生じていたという。研究チームは実験結果について新たな治療法の開発に寄与するものだとしている。

  • F1日本GP、道路陥没でバス大渋滞 | スラド

    デイリースポーツonlineの記事に依ると、富士スピードウェイで開催中の2007 F1 日グランプリ in 富士において、シャトルバス乗り場と東側ゲートを結ぶ道路が陥没してバスが通行できなくなり、一般客 2万人が足止めをらったとの事。 29日の公式予選終了が終わり、観客が宿などに向かう午後 3時半頃に約 50メートル間隔で 3カ所、最大で直径約1メートルの穴が開いた。この道路は簡易舗装だったため雨による影響もあったと思われるが、今回のレースでは自家用車での来場が禁止され、観客が来場するためには周辺の駅や駐車場から専用シャトルバスに乗らなければならない事から混乱が拡大した模様。報道では「3時間以上」とあるが、この週末は全国的に天気が悪く気温も急に下がっている状況で、雨も降る現地の状況写真(参考:痛いニュースの該当記事)とか見ると、笑い話で済ませるにはかなり厳しい状況の様だ。 つ〜か、原因

  • キルクークを併合してクルディスタンが独立するまであと二歩くらい: 極東ブログ

    不安を煽るようなエントリもどうかと思うが、これは刻々とやばい道に進み出していると思えるので今の時点で簡単にエントリを起こしておこう。イラク問題だが、朝日新聞のように大義だけを他人事のように暢気に論じて済ませるわけにはいかない難問、つまり、クルド問題だ。 例によって日では報道されているのかよくわからないし、事態はそれほど問題でもないという判断なのか、このニュースをブロックする要素でもあるのか。話は、イラク北部キルクーク域内のアラブ人が補償金を得て帰還するということ。なぜそれがやばいのかは順を追って説明するが、まず事実から。27日付AFP”Thousands of Iraqi Arabs paid to leave Kirkuk”(参照)より。 Thousands of Iraqi Arabs have accepted financial compensation to leave the

  • ミャンマー暴動メモ: 極東ブログ

    ミャンマー情勢は率直なところまるでわからない。なので、この件についてはノイズのようなものをブログで流すのはよくないのではないかとも思っていたが、これだけの騒ぎになるのだから、時代のログとして少しメモを残しておきたい。 まずミャンマーの政治状況についてなのだが、このブログでは3年前こ「極東ブログ: ミャンマーの政変、複雑な印象とちょっと気になること」(参照)で触れたことがある。この構図が今回の情勢の背景にもつながっているだろう(つまり軍内部の問題があるだろう)と思われるのだが、そうした背景まで含めた報道は、今回の騒ぎを報道するメディアではあまり見当たらないように思える。 全体構図からこの騒動を見て、誰が利して誰が困惑するかとだけ問えば、英国が利して、中国が困惑するとなるだろう。つまり大筋としてこれは中国潰しということだろうか。困惑の度合いは、毎日新聞記事「ミャンマー:中国、対応に苦慮 資源確

  • そんな感じ - finalventの日記

    内田樹先生の文章はどれを読んでもピンとこないというか理解できなかったのだけど、これは、ワロタというか、わかったな。 ⇒老いの手柄 (の研究室) 40年経っても、「がわ」が爺になっただけで、16歳の私はそのまま手つかずで残っているのである。そういうたいせつなことをどういうわけか大人たちは決して子どもに教えてくれない。だから、私の文章を読んでいる若い方々にここに声を大にしてご教示するのである。このあと何十年経っても、あなたの「中身」はほとんど今のまま残っている。 そういう中年老年の自分の肉体に「いまの自分」の頭を移植した状態を想像してみればよろしい。それが紛れもなく諸君の何十年後かの実体なのである。 ま、そんな感じ。 でも、ちょっと違ったところとか、大きく違ったところもあるのだけど、っていうか、それは内田樹先生もわかっていらっしゃるのだろうと思うのだけど、だからといって、矛盾しているからどうと

    そんな感じ - finalventの日記
    ume-y
    ume-y 2007/09/30
    「ガワを失った爺にガワの恋愛はできなくなる」 でも十代の少女に恋する十代の少年の気持ちを、ありありと再現できたりする。
  • 老いの手柄 - 内田樹の研究室

    Happy birthday to me〜 57回目の誕生日である。 まさか自分が57回目の誕生日に Happy birthday to me〜というような気の抜けた「行き場のないギャグ」を口にする老人になろうとは少年の頃には思いもしなかった。 人生というのは予断を許さぬものである。 私は16歳の頃に自分が57歳の時にどんなことを考えている人間になるのか想像もつかなかった。 想像がつかなかったのは、「57歳というのは、すごい大人だ」と思っていたからである。 16歳はガキであるから、ガキの想像力をもってしては57歳の爺の頭の中に渦巻く妄念や諦観や洞見についてはそれを忖度することはできるはずがないと思っていたのである。 そこらへんの考えの浅さがやはり16歳のガキである。 なんのことはない。 40年経っても、「がわ」が爺になっただけで、16歳の私はそのまま手つかずで残っているのである。 そういう

    ume-y
    ume-y 2007/09/30
    「生まれたときから現在の年齢までの「すべての年齢における自分」を全部抱え込んでいて、そのすべてにはっきりとした自己同一性を感じることができるというありようのことをおそらくは「老い」と呼ぶのである」