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2023年6月21日のブックマーク (2件)

  • 殺虫成分いらずで蚊を駆除 花王の新技術、市販の可能性は?

    花王は6月20日、蚊に界面活性剤を含む水をミスト状にして吹き付けることで行動を制限し、最終的に駆除する技術を発表した。殺虫剤に頼らない“物理的”な駆除方法だという。 蚊の体表面は水をはじく成分で覆われていて雨が降っても濡れずに飛べる。蚊の行動を妨げる方法を研究していた花王は、石けんなどに含まれる界面活性剤に着目。水と油が混じり合って汚れが落とせるように、蚊の体表面を濡らせると考えた。 多くの界面活性剤を比較検討した結果、表面張力が低い液体を使うと蚊の羽を濡らして効果的に広がることが分かった。「ミスト状に噴霧して吹きかけるだけで簡単に蚊を落下させる」。 さらに、より表面張力が低い液体を使うと、蚊はひっくり返ったまま動かないノックダウン状態に。これは蚊が酸素を取り込む「気門」を塞ぐためと考えられ、界面活性剤の調整次第でそのまま窒息死させることもできた。

    殺虫成分いらずで蚊を駆除 花王の新技術、市販の可能性は?
  • 生成AIに“生成AIが作った文章”を学習させ続けるとどうなる? 「役立たずになる」と英国チームが報告

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 英オックスフォード大学や英ケンブリッジ大学、英インペリアル・カレッジ・ロンドン、米トロント大学に所属する研究者らが発表した論文「The Curse of Recursion: Training on Generated Data Makes Models Forget」は、GPT-4などの大規模言語モデル(LLM)が別のLLMが生成したテキストを学習し続けるとどうなるかを調査した研究報告である。 今後、LLMモデルを使って生成した文章がネット上に溢れかえる未来、それらを多く含むデータをトレーニングする後続のLLMモデルはどうなるかを検証する。 LLMモ

    生成AIに“生成AIが作った文章”を学習させ続けるとどうなる? 「役立たずになる」と英国チームが報告
    ume-y
    ume-y 2023/06/21
    「これを回避する唯一の方法は、人間が作成した本物のコンテンツへのアクセスが不可欠であり、それを実現するためには、AIモデルが生成した出力にラベルを付けて除外することだという」