市民による買いだめで陳列棚の一部が空になったスーパーのコメ売り場。「ご不便をおわびします」と張り紙があった=バンコク都心部で2011年10月15日、西尾英之撮影 【バンコク西尾英之】タイ北部や中部で7月から降り続く大雨による洪水は15日、国土を縦断するチャオプラヤ川最下流の首都バンコクの北側に迫り、市内の一部の河川沿岸では浸水が始まった。タイ政府は水を運河などに逃がす「首都防衛作戦」に着手したが、大潮と重なり、市民の不安は最高潮にある。不安はコメや飲料水などの買い占め騒動を引き起こした。洪水で肥沃(ひよく)な農地が生まれてきた農業国タイの首都だが、都市化で排水設備が整い、都心の大規模な冠水は95年の洪水以降、起きていない。今回は中流の大規模ダムが決壊する恐れがあったことから、大量放水され、深刻な河川の氾濫につながった。 バンコクの河川沿いの一部では15日、浸水が始まり、都心部ではオフィスビ
10月15日、パリで開催されていたG20財務相・中央銀行総裁会議は、世界の金融システム上重要な金融機関(G─SIFIs)に対し、2016年から段階的に自己資本の1─2.5%上積みを求める案を承認した。写真はカナダのフレアティ財務相(2011年 ロイター/Charles Platiau) [パリ/ロンドン 15日 ロイター] パリで開催されていた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は15日、世界の金融システム上重要な金融機関(G─SIFIs)に対し、2016年から段階的に自己資本の1─2.5%上積みを求める案を承認した。 先の金融危機で経営危機に陥った金融機関を救済するため、公的資金を注入する事例が相次いだことへの反省から「大き過ぎてつぶせない」問題への対応として、金融システムに多大な影響力を持つ金融機関にはより厚い自己資本を積ませるべきという意見が強まり、新たな銀行の自己資本規
女の底力 街頭に繰り出すだけがストじゃない(写真は大学改革に抗議するコロンビアの学生デモ) John Vizcaino-Reuters 南米コロンビアのバルバコアスで、女性たちがセックス拒否のストライキに突入したのは6月のこと。彼女たちの要求は「町に通じる道路を整備してほしい」というものだった。8月には地元当局が願いを受け入れたが、女性側は実際に工事が始まるまでストを続けると主張していた。 その女性たちがやっと寝室に帰って来る。10月11日に軍の技師が工事を開始し、スト終結が宣言されたのだ。 バルバコアス市長のホセ・アーヌルフォ・プレシアドは、ストがきちんと履行されたことを証明するため嘘発見器にかかってもいい、とAP通信に語った。彼と妻はストライキの間、寝室を別にしていたという。 バルバコアスと周辺の村には、併せて4万人が暮らす。この地域からはいちばん近い町まで約55キロもあり、しかも危険
【パリ=木原雄士】安住淳財務相は20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、消費税率を5%引き上げるための関連法案を来年の通常国会に提出すると説明し、日本の財政健全化の取り組みに理解を求めた。増税と同時に社会保障費の抑制を進め、基礎的財政収支の赤字を2
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