頭はエイで体はサメ! 茨城・アクアワールドに珍魚登場 (1/2ページ) 2009.10.12 13:00 茨城県大洗町磯浜町にある「アクアワールド・大洗水族館」に、捕獲が極めて難しいといわれる希少なエイの一種「シノノメサカタザメ」が仲間入りした。全国の水族館での飼育例もわずかで、同水族館の飼育員らは「魅力満載の魚。アクアワールドの新たなスターになれる」と期待を寄せている。(前田明彦) シノノメサカタザメは「サメ」の名がつくがエイの一種。頭の部分がエイだが、背びれと尾びれなどがサメに酷似している奇妙な姿をしている。 主に南アフリカからオーストラリア東部の温帯・熱帯域などに生息し、南日本沿岸まで分布している。成長すると体長は約2・8メートル、体重約125キロに達する。 同水族館では平成14年の開館直後からシノノメサカタザメの展示を目指していたが、希少のため展示できる個体が見つからずにいた。だ