京都市で昨年12月~今年1月に開催された「人体の不思議展」(同展実行委主催)を巡り、市長の許可なく人体標本約160点を保存したのは死体解剖保存法に違反するとして主催者が告発された問題で、京都地検は21日、嫌疑不十分で不起訴処分にしたと発表した。地検は「主催者は、人体標本が保存に許可を要する死体にあたるという認識がなかった疑いがある」としている。
1999年にグンター・フォン・ハーゲンス氏の『人体の不思議展』(Body Worlds) が契約トラブルで日本から撤退した後[>>1]、中国から人体標本を調達して2002年に開始した現在の『人体の不思議展』であるが、その全国ツアー展示会の主催は各展示会ごとに、各地元の新聞社や放送局などのメディアが名を連ねるという形式で行われている。[>>2] その中で、過去の展示の記録を遡ってみると、主催や後援には各開催地の地元メディアや組織や医師会等が名を連ねている中、開催場所を問わず主催や企画運営でコンスタントに登場する名称が「日本アナトミー研究所」「マクローズ」「イノバンス」「人体の不思議展監修委員会」「人体の不思議展実行委員会」である。 しかしこれらのコンスタントに登場する組織はどれ一つとしてウェブサイトを持たず、展示案内に記載されている問い合せ先の電話番号も各開催毎に設けられた臨時のものであり、
京都市で10年12月~11年1月に開催され、死体解剖保存法に抵触すると告発された「人体の不思議展」(同展実行委員会主催)について、京都府警が立件を見送る方針を固めたことが30日、捜査関係者への取材でわかった。厚生労働省との協議も踏まえ、人体標本は死体に当たるが、展示行為を同法違反に問うのは難しいと判断した。起訴を求めない意見を付けて関係書類を近く京都地検に送る。 同展は遺体を特殊な手法で樹脂加工した標本を展示し、02年から全国で少なくとも36回開催され、約650万人を集めた。標本は中国から持ち込まれたとされているが、展示を問題視する府保険医協会などが昨年12月「京都市の許可を得ておらず同法違反だ」などと府警に告発していた。 同法は、大学と特定の病院が研究や教育用に遺体を標本として保存する手続きを規定。これ以外が遺体を保存する場合、遺族の承諾と都道府県などの許可を義務付けているが、「人体展」
「人体の不思議展」はこれまで、地方の新聞社などマスコミ関係の主催により全国各地で開かれ、8月13日から金沢21世紀美術館での開催が予定されています。 「人体の不思議展」では、プラストミックと呼ばれる技術で防腐処理された人体が、全身の皮膚を剥がれた状態での様々な姿勢で(スポーツのポーズなど)、あるいは各臓器ばらばらに展示されるなどしています。 展示される人体標本は、国内法の適用を受けない中国人のものと言われており、仮に、日本国民が医学教育用に献体の意思を示したとしても、このような標本化と展示は「死体解剖保存法」「医学及び歯学の教育のための献体に関する法律」により実質的に不可能です。 しかも、展示された人体について「すべて生前からの意志に基づく献体によって提供された」と広告されていますが、「献体」された人体が特殊な防腐処理を施され、かつ、上記のような姿で展示されることについて、本当にインフォー
2010年09月07日 ➥ 「人体の不思議展」って実はいろいろヤバイらしいな 87 comments ツイート ※グロ注意 1:コンサルタント(dion軍) [sage]:2010/09/07(火) 00:02:56.46ID:PSD2iOErP ?PLT(12000) ポイント特典 来場者、最多の5584人 金沢・人体の不思議展 金沢21世紀美術館市民ギャラリーで開催中の「人体の不思議展からだ=未知なる小宇宙」は5日、開幕以来の 最多来場者数を約1800人上回る5584人が訪れた。来場者は、普段は見ることができない実物標本をまじまじと 観察し、生命を成り立たせている細密なつくりに驚嘆の表情を浮かべた。 会期終盤の日曜日とあって、会場には午前中から多くの家族連れやカップルらが訪れた。午後3時すぎにはこれまで 最多だった4日の3746人を超え、5時すぎに5千人の大台に達した。 展示では13体
詳細 http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-100.html ABCニュース『20/20』 2008年2月15日放送 「人体の展示:しかし彼等はどこから来たのか?」 プラスチック保存された人体の展示を全米各地で開催し莫大な収益を得ているプレミア・エキシビション社の『BODIES...The Exhibition』、その不透明な人体の入手ルートと中国の死刑囚使用の可能性に関して、今年春にニューヨーク州検事総長が公的調査を開始、中国外交部は人体闇市場の調査を行っていると発表、そして8月にはカリフォルニア州で人体輸入規制法が可決されるなど、昨今全米で批判と規制の動きが高まっており、そのきっかけの一つとなったのが今年2月15日に放送されたこのABCニュースの特集番組。 ABCニュースは中国に取材班を送り、その所在場所が周到
詳細 http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-100.html Part2 http://jp.youtube.com/watch?v=wqOzCwbvEXQ ABCニュース『20/20』 2008年2月15日放送 「人体の展示:しかし彼等はどこから来たのか?」 プラスチック保存された人体の展示を全米各地で開催し莫大な収益を得ているプレミア・エキシビション社の『BODIES...The Exhibition』、その不透明な人体の入手ルートと中国の死刑囚使用の可能性に関して、今年春にニューヨーク州検事総長が公的調査を開始、中国外交部は人体闇市場の調査を行っていると発表、そして8月にはカリフォルニア州で人体輸入規制法が可決されるなど、昨今全米で批判と規制の動きが高まっており、そのきっかけの一つとなったのが今年2月15日に放
1995年に日本で開始されたプラスティネーション発明者のグンター・フォン・ハーゲンス氏の人体展『Body Worlds』 (日本では最初『人体の世界』、次に『人体の不思議展』(初代) の名称で開催) が、2002年頃から出現した中国系の海賊版人体展 (日本では現在の『人体の不思議展』) に取って替わられたり市場が乗っ取られるという現象は日本に限らず海外でも起こっている事である。 それらに共通しているのが、中国から来た死体の出所も死因も献体の意思の有無も人体展主催者が把握していない、又は把握していると断言しながらその証明を全く行なわないか、書類の捏造を行なう例もあるなど、中国系の人体展の主催者が死体の出所の証明を行なった例が未だかつて一度もない事である。 そして米国とフランスの例では主催者が人体の出所を全く把握しておらず、中国側の口頭の説明を鵜呑みにしているだけで、人体供給元の業者の住所も知
一昨日の1月25日に突然「人体展と中国の人体闇市場」等のキーワードによる160件を越す検索アクセスがあり、何事かと思っていた。 このキーワード「人体展と中国の人体闇市場」とは、米国ABCニュースの報道特集番組『20/20』の「Human Bodies On Display -- Where Did They Come From?」(展示される人体:彼等はどこから来たのか?) の動画に日本語字幕を付けてYouTubeにアップした際に、邦題として当方が付けた動画タイトルである。 現在世界や日本の人体展で問題となっている「中国から来た死因も出所も不明な死体」というこの番組のテーマをより明確に伝えるために、原題にはない「中国の人体闇市場」の文言を敢えて加えた。 そしてこれは当ブログで一昨年の夏から連載している人体展に関するリサーチエントリーのシリーズタイトルとしても採用した。 こういう場合はどこか
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