パチンコ業界が行っている客の出玉景品の換金行為は、刑法の賭博禁止に抵触する法令違反の疑いがあるとして、東京証券取引所がパチンコホール業者の新規上場を受け付けない方針であることが29日、本紙の調べで明らかになりました。これとの対比でみても、パチンコ店内へのATM(現金自動預払機)設置を黙認している銀行の無責任が際立っています。 店内ATM設置 銀行の無責任 パチンコホール業界は資金獲得や信用強化のため株式の上場をねらっており、パチンコチェーンストア協会などの業界団体を通じての政界工作を行っています。 2005年には業界準大手の「ピーアーク」がジャスダック証券取引所に上場を申請しましたが、翌06年4月に却下。それ以後、国内で上場申請したホール業者はいません。 これについて東京証券取引所は本紙に、パチンコ業界が行っている換金行為は「合法とはいえず、刑法の賭博禁止に抵触する法令違反の疑いがある」と
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