カナダの首都オタワ(Ottawa)で、発砲事件があった国会議事堂近くを警備する警官ら(2014年10月22日撮影)。(c)AFP/Lars Hagberg 【10月23日 AFP】カナダの首都オタワ(Ottawa)で22日、銃を持った男が戦没者慰霊碑を警備中の兵士を射殺した後、近くの国会議事堂に侵入し、銃を乱射する事件があった。容疑者は警察に射殺された。 事件にはさらに多くの人物が関わっているとの未確認情報もある。男の動機については明らかになっていないが、カナダでは2日前、イスラム過激派とみられる別の男がカナダ軍兵士2人を車ではねて死傷させる事件が発生。当局はこれをテロ攻撃と断定し、テロ警戒水準を「低」から「中」に引き上げていた。 カナダ紙グローブ・アンド・メール(Globe and Mail)がインターネット上に掲載した映像では、警官が身をかがめながら石造りの廊下を進み、大きな銃声が国会