「ホモ・フロレシエンシス(Homo floresiensis)」の想像画(2004年10月28日撮影)。(c)AFP/NATIONAL GEOGRAPHIC SOCIETY/Peter Schouten 【5月7日 AFP】2003年にインドネシアのフロレス(Flores)島の洞穴で化石が発見された「ホビット(Hobbit)」との愛称をもつ原始時代の小型人類は、ヒトの新種であり、病気で脳が萎縮したピグミー族ではない――6日発行の英科学誌「ネイチャー(Nature)」に、その根拠を説明した2つの論文が発表された。 フロレス島で発見された化石は約1万8000年前のもので、「ホモ・フロレシエンシス(Homo floresiensis、フロレスの人の意)」と名付けられた。身長1メートル、体重30キロという小型の体形から、英国の作家J・R・R・トールキン(J.R.R. Tolkien)の小説に登場す
![「ホビット」はヒトの新種、米英の研究者が論文で指摘](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/85064939d6b5bee97b6e65a9633b20b9e3403198/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2Fa%2F1000x%2Fimg_fa730042870cde08a55e08740c19c650257137.jpg)