アテネに数万人集結へ ２日目のギリシャ反緊縮策デモ - MSN産経ニュース
「もう我慢の限界だ」。深刻な財政危機に陥っているギリシャで２０日、追加緊縮策が同日中に国会で採決されることに抗議して、首都アテネ中心部の国会議事堂前に１万人以上が集結、政府への抗議の声を上げた。デモ隊は数万人に膨れ上がることも予想され、前日同様、警官隊との激しい衝突も懸念される。 官民二大労組の連合組織は、１９日に始まった４８時間ゼネストを全国で継続。多数の組合員が市中心部を行進し、官公庁や公共交通機関などに加え、個人商店などもゼネストに呼応して営業をやめ、アテネは都市機能が完全にまひし、混沌が支配していた。 組合員らは、年金カットや公務員の人員整理などの追加緊縮策の法案をめぐる最終採決が２０日に予定されている国会前に集結。一時、国会議員らの入場を阻止しようと試みたが、警備の厳重さに断念した。（共同）
asahi.com（朝日新聞社）：混乱続くアテネ、若者ら暴徒化 ２０日にも市内デモ - 国際
印刷 パルテノン神殿を望み、ふだんは夜までにぎわうアテネ市内の広場も、１９日は投石が散乱して人通りが少なく、若者たちは自動販売機を壊すなどしていた＝１９日、石田博士撮影 政府の緊縮策に抗議する４８時間ゼネストが続くアテネ市内では１９日夜、若者たちが店舗を襲撃するなど混乱が続いた。２０日も市内ではデモが予定されている。 アテネ中心部では日が暮れても催涙ガスが漂い、若者が投じた拳大の石が路上に散乱していた。目抜き通りのショーウインドーやバス停のガラスが粉々に飛び散り、手つかずになっていたごみには火が放たれた。建物の壁や床の大理石が割られ、投石に使われた。 国会前で警官隊への投石を続けた数百人の若者たちは、警官隊に排除されると市内各所に散った。ふだん夜までにぎわうモナスティラキ地区では、自動販売機を壊したり、売店の扉をこじ開けて物品を盗もうとしたりしていた。 多くが１０、２０代。声を掛け
混乱続くギリシャ 救済策に暗雲 ４万人デモ、放火で３人死亡 - MSN産経ニュース
【ロンドン＝木村正人】ギリシャ財政危機の伝染を恐れる欧州単一通貨ユーロ圏では７日の臨時首脳会議に向け、各国によるギリシャ救済策の承認手続きが急ピッチで進められている。しかし、ギリシャでは５日、政府の緊縮財政策に抗議するゼネストで銀行に火炎瓶が投げ込まれ、妊婦を含む行員３人が死亡。ユーロ圏や国際通貨基金（ＩＭＦ）によるギリシャ救済策に暗雲が漂っている。 首都アテネでは４万人が救済策は低所得者に犠牲を強いるとして、「こそ泥と同じ」とパパンドレウ政権に抗議しながら国会議事堂に向かって行進、一部の参加者が暴徒化して警官隊と衝突。警官隊は催涙ガスや閃光（せんこう）弾を発射して鎮圧した。 高級ホテルや税務署、テレビ局の中継車なども放火された。負傷者は４０人以上と緊迫化している。ゼネストは官民の２大労働組合が組織したもので財政危機が明らかになってから３度目。空港や鉄道、フェリーは停止、病院や学校、事務所
ゼネストに揺れるギリシャ、公務員労組ら抗議で全土がまひ
ギリシャの港町ピレウス（Piraeus）でゼネストのため閉鎖された駅（2010年5月5日撮影）。(c)AFP/Louisa Gouliamaki 【5月5日 AFP】ギリシャ政府が財政破たんを回避するため、欧州連合（EU）や国際通貨基金（International Monetary Fund、IMF）からの支援と引き換えに、公務員の昇給や賞与廃止などの追加財政再建策を決定したことに反発した公務員労組などの労働組合は5日、ゼネストに突入し、全土の交通網などが混乱している。 与党にとって、財政危機を乗り切るために必要な厳しい財政再建策を実行できるかどうか初めての試金石となる。 各地で公務員数十万人が抗議行動を開始したのは4日。5日のギリシャ各地は公共交通がまひし、フェリーや旅客機も波止場や空港に止まったまま。各労組はさらなる財政支出削減と増税に抗議した。首都アテネ（Athens）の古代遺跡アク
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
