世間には、被害者、病人、被差別者など弱者の方が沢山います。このような方たちには助けが必要ですが、過大な要求があった場合の対応は結構面倒です。元々ハンディを抱え、不利益を被ってきたという経緯を考慮し、優遇すべきですが、無制限というわけにはいきません。で、その判断の基準ははっきり言ってありません。 優遇に付きまとう弊害は、エセ弱者が現れることです。障害者に対する補助を不正受給していた暴力団関係者とかエセ同和団体の問題などです。後者には私自身悩まされたことがあります。大したことはなかったのですが、対応を誤ると面倒なことになります。本来助けを必要としている方を利用する悪質な行為ですが、本物とエセが明確でなく、なんとなくつながっていたりするのでややこしいです。 私が思うに、根っからの悪人のエセや、善人の弱者というステレオタイプはフィクションだけで、現実は微妙に混じり合っています。それは、普通の人々を