長崎県対馬の寺から韓国の窃盗団に盗まれた2体の仏像は、今も戻されないままだ。韓国中部にある浮石寺を中心に、「そもそも仏像は日本が略奪した」との主張が広がり、韓国の裁判所も日本への返還を差し止める仮処分を出した。 この浮石寺、住職が「アポなし」で対馬を訪れたり、仏像の代わりに「マスコット」を渡そうとしたりと不可解な行動をとっていたが、今度は韓国内で研究者らを集めて「討論会」を開催。「仏像は返さん」と改めて強調したという。 日韓基本条約で解決済みも「韓国政府が主張すべき」 仏像返還問題に絡み、ソウルで討論会が開かれたのは2013年5月30日。当日の様子を、5月31日付の韓国紙「ソウル新聞」電子版が詳しく伝えている。 発言内容が紹介されていたのは6人。まず浮石寺の僧侶が、対馬・観音寺から盗まれた観世音菩薩坐像に関して「700年前に浮石寺でつくられたと記録に残っている」と話し、仏像は日本に戻すので
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