「議長に議会招集権を」鹿児島の市議長会が可決 阿久根市長の専決問題 - MSN産経ニュース鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が議会を招集せず専決処分を繰り返している問題で、鹿児島県市議会議長会は２９日、定期総会を開き、議会招集権を議長にも与えるよう地方自治法改正を求める議案を可決した。近く国に要望書を提出する。 阿久根市議会の浜之上大成議長が提案した。地方自治法は議会の招集権を首長だけに認める一方、議長や議員から臨時議会の請求があった場合、首長が２０日以内に招集するよう定めている。しかし、請求に応じない場合などには議会が開けないため、議長にも招集権を付与するよう求める。 阿久根市では、６月８日に議会側が臨時議会招集を請求したが、竹原市長は拒否。伊藤祐一郎知事が議会を開くよう是正勧告を２回したが、市長は従わずに副市長の選任などを専決処分した。
