韓国軍は20日午前、竹島(韓国名・独島〈トクト〉)周辺で射撃訓練を開始した。韓国国防省関係者が明らかにした。日本政府は事前に韓国政府に抗議し、訓練の中止を求めていた。実施に踏み切ったことで、日韓関係がさらに悪化する可能性がある。 韓国は竹島周辺で定期的に防衛訓練をしており、5月30日にも実施。韓国国防省は今回も「通常の訓練の一環」としている。同省副報道官は20日の会見で「防衛のための軍事訓練の実施について、どんな要求や干渉も考慮の対象にならない。訓練は計画通り進行している」と述べた。 また、韓国外交省当局者は「訓練は固有の領土である独島の周辺海域で行われるもので、日本政府の問題提起は一顧の価値もない。独島に対する日本のいかなる不当な主張や挑発に対しても、断固として対応していく」とコメントした。 日本の海上保安庁によると、韓国側から「20日午前9時から午後5時の間に射撃訓練をする」との通報が
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