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ブックマーク / blog.livedoor.jp/route408 (2)

  • ナノチューブを溶かす意外なもの : 有機化学美術館・分館

    8月22 ナノチューブを溶かす意外なもの カテゴリ:有機化学 炭素でできた極細の筒・カーボンナノチューブは、夢の新素材、ナノテクの旗手として各方面の大きな注目を浴びています。化学・材料・物理学・生物など、ここ数年学術誌にナノチューブの文字が載らない日はまず一日もないというほど、各分野で盛んな研究が進められています。 しかしこうした応用研究を阻む大きな要因として、ナノチューブが各種の溶媒に溶けないという点が挙げられます。ナノチューブは互いに引きつけ合ってがっちりと絡み合った束を作る性質があり、これをほぐして溶媒に分散させるのは至難の業なのです。化学の世界において、反応や精製はたいてい溶媒に溶かして行うものですから、何にも溶けないという性質は極めてやっかいなものなのです。 また生物学方面の応用を考えるとき、生命を支える媒質である「水」に溶ける(分散させる)ことはほぼ必須の条件です。しかし炭素で

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  • 第3の固体・準結晶の発見にノーベル化学賞 : 有機化学美術館・分館

    10月6 第3の固体・準結晶の発見にノーベル化学賞 さて日はノーベル化学賞の発表ということで、ストックホルムからの電話を正座待機されていた方も多いと思います。あ、筆者だけですか。 ・結晶とアモルファス で、見事今年の栄冠を射止めたのはイスラエルのダニエル・シェヒトマン教授でした。いろいろな予想にも挙がっておらず、ほとんどノーマークだったのではと思います。氏の業績は「準結晶の発見」。ひとことでいえば、結晶・アモルファスに続く、第3の固体を発見したことが評価されたものです。 結晶というのは、原子や分子やイオンが、繰り返しパターンをもってびっしりと並んだ状態です。わかりやすいのは塩の結晶で、NaとClのイオンがジャングルジムのように規則正しく詰め込まれた構造です。ちなみにアモルファスというのはこのような規則性のないバラバラなつまり方をした固体で、身近なものではガラスが代表的です。 塩の結晶

    第3の固体・準結晶の発見にノーベル化学賞 : 有機化学美術館・分館
    vivit_jc
    vivit_jc 2011/10/09
    準結晶ってそんな最近発見されたんだ。
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