日露戦争と歴史の真実 ─『坂の上の雲』ではわからないこと一 2009年12月5日ねりま九条の会総会にて 講師 山田 朗さん 山田朗さんのプロフィール 1956年 大阪府豊中市生まれ。 明治大学文学部教授(史学博士) 専攻は日本近代史・日本軍事史・天皇制論。『大元帥・昭和天皇』で 第20回野呂栄太郎賞を受賞。 主な著書に、『昭和天皇の戦争指導』(昭和出版, 1990年)『大元帥・ 昭和天皇』(新日本出版社, 1994年)『軍備拡張の近代史——日本軍の 膨張と崩壊』(吉川弘文館, 1997年)『歴史修正主義の克服——ゆがめ られた<戦争論>を問う』(高文研, 2001年)『昭和天皇の軍事思想と戦 略』(校倉書房, 2002年)『護憲派のための軍事入門』(花伝社, 2005 年)『戦争の日本史20 世界史の中の日露戦争』(吉川弘文館, 2009年) はじめに 今日は
【報告】山田朗講演会 「何が「田母神」を生み出したか――自衛隊と歴史修正主義」 1月21日、講演会「何が「田母神」を生み出したか――自衛隊と歴史修正主義」を文京区民センターで開催された。講師は、山田朗さん(明治大学教員、日本近現代史・軍事史)。昨年10月に明らかになった田母神論文問題を扱った。主催は国連・憲法問題研究会。 山田さんは「何が「田母神論文」を生み出したか――自衛隊と歴史修正主義」と題して講演。 講演で山田さんは、田母神俊雄航空幕僚長の問題が個人の問題でないことを強調。最初に「田母神論文」の徹底検証を行った。 田母神論文を①戦前国家のプロパガンダの繰り返しであること②冷戦時代のコミンテルン陰謀史観の焼き直しであること③歴史観として破綻していること④現行の防衛政策批判の4つに分けて具体的に検証。 1点目の田母神論文が戦前プロバガンダの繰り返しであることについて、論文の内容を「合法論
山村 淳平/著 2010年10月刊行 定価2500円+税 A5並製・336頁 ISBN978-4-7738-1015-8 C0036 難民とはなにか。民族とは、そして国家とはなにか。 バングラデシュ、タイ、ザイール、パキスタン、 および日本で難民の医療支援や調査を続けてきた医師が、 各国で難民が発生する原因や社会背景を探り、 難民保護および“人道支援”の本質に迫る。 【著者紹介】山村 淳平(ヤマムラ ジュンペイ) 1955年岐阜県生まれ、山形大学医学部卒。病院勤務をへて、各国の被災民や難民の医療支援にたずさわり、現在は横浜の診療所に勤務。専門は内科。編著に『壁の涙——法務省「外国人収容所」の実態』(現代企画室、2007年)がある。
俺みたいな文系素人が進化論を面白がるための約20冊 - 万来堂日記3rd(仮) という記事があって、これは非常に面白く読んだ。のっけから四連続で読んだ本が出てきていて、全二十一冊(上下巻はひとつとカウント)のうち、自分も読んでいる本は六冊くらいだったけれど、それらは自分でもかなりオススメだと思っている本だったので、これはとても参考になりそうだ。とりあえず木村資生の本は買ってきた。 上掲記事の旅烏さんは素人といいながらもずいぶん読んでいて、ここで紹介されていない膨大なバックボーンがあるかと推測される。恥ずかしながらはるかに素人の私も屋上屋を架す、というよりも屋根の下に屋根を作る勢いでより素人目線の、自分なりのお薦め本を並べてみたい。 自分でも読んでいてオススメの進化論、生物学関係で既に記事を書いているものにリンクする。 長沼毅「深海生物学への招待」 - Close to the Wall ス
見聞記 ロンドンの自然史博物館(London Natural History Museum)は、現地の子供達の間で「恐竜博物館」として知られほど、恐竜関連の展示で有名で、親子連れは勿論、生徒達の団体見学や観光客で常に賑わっている。この博物館は訪問者への展示、教育だけではなく、その舞台裏には自然化学分野における最新鋭の研究室の数々を擁している。外部から出入りをしている人数を含めると、300人近くの科学者が博物館内で働いているそうだ。 また、研究とカタログ化の為に膨大な数の生物のサンプルを保管している。本館の西側に続く建物、7階建てのダーウィン・センターには2千2百万もの液漬け標本の瓶がミッチリと保管されていて、その棚の全長は27kmにも及ぶ。その一部が一般公開されているのは、あまり知られていない。 私はこのSpirit Collection Tours(液漬け標本蒐集ツアー)に二回参加してい
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