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ブックマーク / sarutora.hatenablog.com (11)

  • ガイアーの発動は近い - 猿虎日記

    こちらのツイートを見かけて、横山光輝『マーズ』を読みたくなった。 マーズ 横山光輝著 よりpic.twitter.com/fPOixLjwn5 このコマは全ての教科書に載せても良いレベルです 人間は簡単に己の悪事を忘れる代物です — 現実論(素数) (@6yzND8OZJhVCV3V) September 2, 2021 『マーズ』は、『週刊少年チャンピオン』で1976年に連載されたとのこと。私は当時11歳。1970年代の『チャンピオン』連載マンガといえば、『ドカベン』『ブラック・ジャック』『魔太郎がくる!!』『キューティーハニー』『恐怖新聞』『がきデカ』『らんぽう』『750ライダー』『エコエコアザラク』『マカロニほうれん荘』などがあるようで、そのへんはよく覚えているのだが、『マーズ』に関しては記憶がない。また、私は、当時読んでいなかった70年代の名作漫画の多くをだいぶあとになってから再発

    ガイアーの発動は近い - 猿虎日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2021/09/11
    ほぼ同世代で未読ながら衝撃的なエンドは知っていてずっと引っ掛かっていた作品でした。にしても、2000年代にそんな「改悪」がなされていたとは驚き。もしも作者が健在ならばそんなことは許さなかったのでは?
  • 外道 - 猿虎日記

    2007年に故川村かおりさんのを紹介したけど、その部分を再掲載します。 川村かおりは、貿易会社の駐在員だった日人の父とロシア人の母の長女として1971年にモスクワで生まれたが、1982年に家族で日移住。だが彼女は日の学校でいじめに会う。 1983年、中1の2学期、新たな展開はソ連が大韓航空機を襲撃したことから始まった。忠告を無視して航路を大きくそれた民間機が撃ち落され、269名が亡くなったが、その中に日人も含まれていたのだ。社会の教師が授業中にその事件の話を始め、私に「この外道が!」と叫んだのである。そして過去にまで遡り、ソ連がいかに卑劣かを説き始めた。 家に帰って辞書で外道を引いた。意味がわからなかった。が、この日からソ連バッシングが始まった。『ロッキー』などでも見られるように、アメリカ映画の中のロシア人は常に悪役で冷酷で残忍、そして必ずアメリカが正義であることが打ち出されて

    外道 - 猿虎日記
  • 本を出しました&日刊ゲンダイにのります - 猿虎日記

    宣伝です。今年に入ってから2冊を出しました。2月発行の『哲学のモンダイ』(白澤社)、7月発行の『サルトルの知恵』(青春新書)です。 『哲学のモンダイ』は、哲学の入門書です。表紙と、文中のイラストも自分で書きました!これについてはちょっと夢がかなった感じです。第一部「哲学の基モンダイ」は、心身問題、他我問題、などの哲学の基問題に即した哲学入門、第二部「哲学の応用モンダイ」は、現代社会に関わる問題を哲学的に読み解く論文形式の文章を収録しました。一部二部ともに、ハガレン、藤子F不二雄、諸星大二郎、岡崎京子などの漫画のことがたくさん出てきます。>白澤社さんのブログでの紹介記事 『サルトルの知恵』は、サルトルの入門書です。略すと「サルぢえ」です!こちらも図解ですが、絵は私ではありません。内容は、サルトル哲学の解説、サルトルの伝記、サルトルの代表作の解説、関連人物の解説、など多岐にわたっています

    本を出しました&日刊ゲンダイにのります - 猿虎日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/09/04
    応援ブクマ。『哲学のモンダイ』は現在長男(高一)に読ませ中。
  • 猿虎日記

    sarutora.hatenablog.com というわけで、タイムモアのコーヒーミル、応援したいと思います。……高いので買えないのですが(買わんのかい!) ……と、書いたのですが、結局買ってしまいました!タイムモアのコーヒーミル。 TIMEMORE C3amazonだと1万円を超えるので、ちょっと買えないな……と思っていたのですが、これまた中国のアリババグループのネット通販、Aliexpressで6千円台で売っていたので、それでも高いとは思ったのですが思い切って買ってしまいました。 https://ja.aliexpress.com/item/1005006389606750.html (ていうかさらに値下げして5千円台になっている……。) ちょっと高かったですが、でも買って正解でした。いままで使っていたのがHARIOのこれだったのですが HARIO(ハリオ) コーヒーミル ブラック セ

    猿虎日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/07/07
    「「サルトルを卒業してデリダへ」というのは、フランスや日本の「思想界」とやらにおいては、「脱構築だ、差延だと謳われた」現代思想ブームの頃の、極めて「通俗的」な風景でもあった」←憶えあり過ぎでアイタタ。
  • ボヴェ太郎の種退治 - 猿虎日記

    おGさんは山にプレカリに、おBさんは川に選択に むかしむかし、武蔵の国の、ある所……沢のちいさな長屋(アパート)に、画太利(ガタリ)さんと暮部(ボヴェ)さんという不安定雇用層、つまり夫隷刈阿人(プレカリアート)の若者が住んでおった(以下、GさんとBさんと略)。おGさんとおBさんは、貧しい上に希望もなく、しかも世間からは煮居徒(ニート)だ怠け者だと非難され、肩身の狭い思いをしながらつつましく暮らしておった。 そのうちに二人は、くらしが苦しいのは自分たちのせいではなく、愚弄罵詈頭無(グローバリズム)と寝澱部(ネオリベ)が悪いのだ、という思想にめざめ、時々は、「ええじゃないか」と歌い踊りながら路上解放をうったえる左運動出茂(サウンドデモ)などにも参加するようになったそうじゃ。 ある日、おGさんは山で木の下枝などを拾い集める林業関係の短期雇用賃労働を見つけ、山に夫隷刈り(プレカリ)に行った。 おB

    ボヴェ太郎の種退治 - 猿虎日記
  • すばらしい民主主義国家ニッポン──議論があるっていいことだ! - 猿虎日記

    「死刑反対派」であったはずの法務大臣が死刑執行を行いました。その際、このような発言をしたそうです。 記者会見した千葉法相は執行に立ち会ったことを明らかにし「あらためて死刑について深く考えさせられた」と述べた。その上で「国民的な議論の契機にしたい」として、(1)法務省内に死刑制度の勉強会を設置(2)東京拘置所内の刑場を報道機関に公開する―を指示したことを明らかにした。 http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010072801000271.html まず、「国民的な議論の契機にしたい」という言葉が印象的です。 千葉氏は、「死刑反対派」として、死刑は〈悪いこと〉である、と考えていたのではないのでしょうか?ところが、その〈悪いこと〉をしてしまった。また、自分のかつての主張をうらぎる行為をしたことは〈悪いこと〉に見える。ところが、その〈悪いこと〉をしてしまった。だから、

    すばらしい民主主義国家ニッポン──議論があるっていいことだ! - 猿虎日記
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    yomimonoya 2010/07/30
    「彼らにとっては、「あきらめる」ことが「大人になること」です」大人なんかクソくらえ!——と思った子どもであったか、わたしたちは。かつても、いまも。
  • 政府の道具ども - 猿虎日記

    大杉文庫http://www.geocities.jp/sartla/oosugi/index.htmlを少し更新し、新しいファイルを追加しました。「政府の道具ども」「正気の狂人」「創造的進化──アンリ・ベルグソン論──」です。 「正気の狂人」と「創造的進化」も非常に興味ぶかいのですが、これについてはまた紹介します。 とりあえず今回は、1922年に書かれた「政府の道具ども」を紹介します。まあこの構図はいまもぜんぜんかわってないんじゃないかと思います。 政府の道具ども 大杉栄 今、政府の過激思想取締法案に対して、だいぶあちこちに反対の声があがっている。しかしそれは、はたしてほんとうに反対なのだろうか。試みにその反対の声なるものを聞いてみる。 無政府主義や、共産主義や、その他の朝憲を紊乱(びんらん)するような思想の宜伝を許せとは言わない。その宣伝や実行に対して厳罰を加えなければならんことはもち

    政府の道具ども - 猿虎日記
  • かぞくをかえして! ともだちをかえして! 入管の人権侵害に反対するデモ - 猿虎日記

    6月20日、日曜日、入管の人権侵害に反対するデモがあります。代々木公園出発。14:00集会、15:00デモ出発です。 入管でどのような人権侵害が行われているか。以下は入管収容者の声です。 http://pinkydra.exblog.jp/12103981/ http://pinkydra.exblog.jp/12179143/ デモについて、また入管で移民・難民に行使されている暴力と「私たち」の関係について、のやねごんさんの日記もぜひお読みください かながきバージョン http://d.hatena.ne.jp/lever_building/20100618#p1 かんじ・かなまじりバージョン http://d.hatena.ne.jp/lever_building/20100618#p2 上の記事でまとめられている入管での収容者への人権侵害のかずかずです。 1. 「部屋が暑いから窓をあ

    かぞくをかえして! ともだちをかえして! 入管の人権侵害に反対するデモ - 猿虎日記
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    yomimonoya 2010/06/19
    収容所国家ここにあり。
  • サルトル『○○人』──排外主義者の肖像──(1) - 猿虎日記

    岩波新書に入っているサルトルの『ユダヤ人』は、1956年出版ですが、原書の出版は1946年です(ただしこの第一部は1945年に雑誌に発表され、さらにその一部は1944年にすでに書かれていたようです)。というわけで、げんざい、このサルトルの文章が書かれてから65年ほどたったことになります。とうぜん、時代がおおきく変わっているので、古くなっている……はずなのですが、とても60年以上前に書かれたとは思えない部分も多いです。というわけで、このをすこし読んで見ようと思います。 ちなみに、サルトルのこのは、とても評判が悪いというめんもあって、私が知るかぎり、現代思想(別名ポスト・サルトル主義)系の人からはたいてい「ダメ」あつかいされています。反ユダヤ主義研究が専門のうちだ・たつる氏も、『私家版・ユダヤ文化論』という新書でたしか、このについては「どこがダメか」というところだけ書いていました。

    サルトル『○○人』──排外主義者の肖像──(1) - 猿虎日記
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    yomimonoya 2010/03/26
    「続き」を楽しみにしてます。
  • 3月27日「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する緊急行動 - 猿虎日記

    「高校無償化からの朝鮮学校排除はとうぜんだ」と かんがえるひとも おおいでしょう。しかし、わたしは、それは「ぎろんのよちなく」差別だ、とかんがえています。 むしろ、それが「ぎろんのよちがある」ことがらであるかのように とりあげられ、「朝鮮学校排除はとうぜんだ」という こえが、あたりまえのように聞かれる、という日社会のじょうきょう こそが、「異常」であり「ゆがんでいる」と わたしはおもいます。 :::::::::::::::::::::::::::::★  緊急の呼びかけ!  ★::::::::::::::::::::::::::::::::::: ■□ 3月27日(土)午後2時、代々木公園に集まってください!□■ 「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する緊急行動 ■集会と街頭アピール〜 日時●3月27日(土)午後2時集合 集会会場●代々木公園イベント広場屋外ステージ JR「原宿」・地下

    3月27日「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する緊急行動 - 猿虎日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/03/22
    ところで、「拉致事件」が起きるほどにかの国より敵視されるにいたった根本原因について、「排除賛成」の人はどのように考えているのだろう?
  • 小学校襲撃事件について - 猿虎日記

    12月4日、京都のある小学校の校門の前に大勢の男たちがおしかけ、「門をあけろ」と騒ぎたてました。彼らは、拡声器を学校に向けて罵声をあびせかけ、この学校の設置していたスピーカーのコードを切り、それを、朝礼台とともに、門に向かって投げつけたということです。学校の中にいた子どもたちはおびえ、中には泣き出す子もいたということです。 ところが、その場にいた警察は、この犯罪行為を静観するだけでした。また、この事件はマスコミではほとんど(まったく?)報道されませんでした*1。 以下は、事件の一部始終を撮影した映像です。 http://corea-k.net/date/000.wmv 映像をご覧になればわかるでしょうが、この学校は、朝鮮学校(京都朝鮮第一初級学校)*2でした。これが、「普通の」小学校だったら、どうだったでしょうか。襲撃した在特会(在日特権を許さない市民の会)という団体の行為そのものもひどい

    小学校襲撃事件について - 猿虎日記
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