小型衛星を利用した宇宙ビジネスが米国で盛り上がりをみせている。遺灰をロケットで宇宙に運ぶ「宇宙葬」サービスも登場し、来年夏にサービスを開始する米ベンチャー企業の創業者が10月に来日。マスメディアに登場して華やかに宣伝するとともに、日本の葬儀会社との提携を探った。背景には、米航空宇宙局(NASA)の技術力とシリコンバレーのベンチャー精神の合体がある。すでに日本で予約を開始、小型衛星で1度に100人分
日本ではひと昔前までは土葬、そして今は火葬が一般的だが、最近では遺灰を海や山にまく散骨や、墓石の代わりに木を植える樹木葬を希望する人が増えてきている。その背景には「自然に還りたい」という思いがあるようだが、米国サンフランシスコ拠点の企業「Elysium Space」が提供する「宇宙葬」はよりスケールの大きな自然に還る儀式といえる。遺灰をカプセルに入れて衛星に乗せると、数ヶ月から数年の間地球を周回し、最後は大気圏に突入する際に燃えながら流れ星になるというものだ。 死んで星になる、という絵本に出てくるようなストーリをまさに地でいく内容で、遺灰が宇宙を旅する間、遺族は専用のアプリで故人の“位置”を確認することができる。アプリは現在Android版のみだが、iOS版も間もなく提供する予定となっている。 利用に先立ち、遺族は送られてくる専用カプセルに遺灰を入れて依頼する。すると、Elysium Sp
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く