【梅田望夫氏×武田隆氏対談】(前編) 「あちら側」と「こちら側」はまだ遠い? ベストセラー『ウェブ進化論』著者が 『ソーシャルメディア進化論』著者に訊く! シリコンバレー在住の梅田望夫氏が2006年に上梓した『ウェブ進化論』は、発売されるや学生から年配のビジネスパーソンまで幅広い読者を獲得し、一大ベストセラーとなった。おもしろいことに、若い読者がまとめ買いをし、上司や親に配るという現象まで起きたという。 あれから7年。「IT業界のドッグイヤー換算でいえば、2006年はもう50年以上前」と言って笑う梅田氏の目には、この間のインターネットの進化はどのように映っているのだろうか? 2006年、啓蒙書としての役割を果たした『ウェブ進化論』 武田 梅田さんが書かれたベストセラー『ウェブ進化論』。あの本に、エイベック研究所はすごく助けられました。というのも、2006年に『ウェブ進化論』が出てから、われ
死後はどうする? ソーシャルメディアでの”終活”に関する意識調査 ニフティとコムニコは8月27日、ソーシャルメディアに対する”終活”の意識調査の結果を発表した。 発表によると、”終活”という言葉を知っていると答えた人は全体の62.8%。20代、30代を含む調査対象の全年齢層で過半数に認知されている。 また、自身が亡くなったあとのソーシャルメディアの扱いについて考えたことがあるか、という質問に対して、全体の19.0%が「考えたことがある」と回答。特に40代は「考えたことがある」の回答率が23.0%と高い。 また、家族が亡くなった場合、ソーシャルメディアに投稿された家族のコメントや写真などのデータを残したいかどうかを尋ねた質問には、49.2%の人が「残したい」もしくは「どちらかというと残したい」と回答。一方、自分が死んだ場合については、71.6%が「投稿データを残したくない」「どちらかというと
ニフティとコムニコ、共同でソーシャルメディアに対する“終活”の意識調査を実施 ~ソーシャルメディア上の“終活”は「重要」、50代が最も高く47.0%、20代でも39.0%~ ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三竹 兼司、以下ニフティ)と株式会社コムニコ(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 雅之、以下コムニコ)は共同で、ソーシャルメディアに対する“終活”の意識調査を行いました。 ※“終活”=人生の終わりをより良いものとするために事前に準備すること。 <調査概要> ・調査対象:自身およびその家族がソーシャルメディア(Facebook、Twitter、mixi、LINE、 Google+、ブログなど)を利用する20歳以上の男女 ・サンプル数:500人 性年代均等割付(20代、30代、40代、50代、60代以上) ・調査期間:2013年7月31日(水)~8月 5日(月) ・調
「リクルート ブライダル総研」が発表した恋愛感調査2013の調査結果が興味深い。 本調査の調査概要は以下の通り。20代から40代未婚男女の約3割りが「今まで恋人が出来たことが無い」という。 恋人がいる人:27.5% 今まで付き合ったことのない人:29.6% ※20代から40代未婚男女において 1「積極的な行動」と「柔軟なコミュニケーション」に違いあり。恋人をつくるための大きなポイントに 2約10人に1人以上がインターネットがきっかけで恋人と出会っており、恋人をつくる主要な方法の 一つと言える 3 目立つ20代の消極性。年代が若くなるにつれて『草食化』の自覚が高まる。「異性との友情」への 考え方の違いが背景に 4 「男性よりも自己評価が高く、自信がある女性」(自己採点) 「異性に対し、女性よりも外見重視の男性、男性よりも内面重視の女性」(異性に求める点数) 出典:リクルート ブライダル総研調
米シカゴ(Chicago)のイリノイ大学(University of Illinois)で開かれたイベントに出席したスコット・サイモン(Scott Simon)氏(2011年10月20日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Daniel Boczarski 【8月3日 AFP】この数日間、死の床に着いた母親パトリシアさん(84)に付き添いながら、思ったことをマイクロブログのツイッター(Twitter)にリアルタイムで投稿してきた米公共ラジオ局NPR(National Public Radio)の人気司会者スコット・サイモン(Scott Simon)氏(61)は、米国の大きなタブーに挑戦していると言える。 人が死ぬ過程は極めて私的な出来事で、公にするものではないというのが米国の社会通念だが、サイモン氏は思ったことや感じたことを、自身のツイッターをフォローする126万人、さらには世界
「どんどん工場を建てて大量生産すれば利益が出る」という図式も今は昔。ではポスト産業資本主義時代のいま、利潤を生みだす要素は「お金で買える工場」から何へとシフトしているのだろうか? 「私がおもしろいと思うのは、このポスト産業資本主義の中で成功している会社は、お金儲けを最優先にせず、社会への貢献を前提としている非資本主義的な会社であるという逆説です」。 岩井克人先生の指摘どおり、なるほどグーグルやフェイスブックはじめいま注目されている企業はみな「利益第一主義」よりも、よりよい社会を作るためのインフルエンサーであることを標榜している。ポスト資本主義社会の「最大の資本」を解き明かすヒントは、どうやらこれら企業の成功の裡に隠されていそうだ。 貨幣はなぜ貨幣たりえるのか? 武田 私たちが生きる資本主義の世界には、その最も中心に貨幣の存在があります。『二十一世紀の資本主義論』では、貨幣は、いつかどこかで
みなさんは、健康器具だったり、ダイエット用品を買ったことがありますか?例えば、ぶら下がるだけで身長が伸びる器械だったり、超音波振動で脂肪を燃焼させる器械だったり…。実際の効果はさておき、健康やダイエットといったものに対しては、多く人が興味があるのは間違いないのではないでしょうか。 また、走った距離や歩いた距離を記録して、ダイエットに役立てるという原始的なものもあります。 最近、そういった原始的な方法がソーシャルメディアやスマートフォンといったデバイスによって、新しい時代に突入したようなのです。今回は、ソーシャルメディアやスマートフォンによって生まれ変わった“古い”アイデアについて、考えてみたいと思います。 記録を付けるという原始的なアクティビティが… 人が日常生活を送る中で生じる、歩いた距離や睡眠時間といった基本的な活動を記録するいろいろなサービスやデバイスを、最近目にするようになりました
「ハイパーコネクトされた生活は脳を変化させる」という前提に立ち、 そうした変化が好ましいかをアメリカの調査機関がレポートしている。 ●インターネットは幸福をもたらすか世論やメディアについて調査をしているピュー・リサーチ・センターが「インターネットの未来」と題したレポートをいくつもまとめて公開している。今回は「ハイパーコネクトされた生活は2000年世代(ミレニアルズ)のためになっているのか。それとも苦しめているのか」というレポートをとりあげてみたい。 「2000年世代」というのは、2000年前後に成人になった世代のことだ。この調査では、2020年には次の2つの未来像のうちどちらになっているかを選ばせる形で調査している。 肯定的な未来像は、 「複数のことを同時並行的に処理する10代や若者たちの脳は2020年には35歳以上とは違った形でつながっており、それは全体として好ましい結果をもたらしている
テクノロジーに支えられた「ネットワーク社会」というと、みんなが平等につながっていくようなイメージを思い浮かべがちだが、実際にはそうはならない。ツイッターにしても、多くのフォロワーを持つのは少数の著名人で、一般の人にはなかなかフォロワーが集まらないものだ。一部にアテンションが集中するのはどこか不公平だと感じる人もいるかもしれない。 だがちょっと待ってほしい。「どれくらいつながっているか?」という量的な捉え方だけでなく、「どのようにつながっているか?」という質的な捉え方も必要ではないだろうか?情報社会学者 公文俊平先生を迎えての対談は、ネットワークというものについても鋭く斬り込んでいく。 日本はハイペースで近代化を進めてきた 公文 近代化の過程の「国家化」「産業化」「情報化」という流れ(前編記事内、「近代化の三局面」の解説を参照)は、西洋もアジアも共通しているのですが、ヨーロッパと日本で一つ違
■時代の大転換点 2013年はとても大きな転換点として記憶されるメモリアル・イヤーになるのではないかという胸騒ぎにも似た直感が昨年末以来ずっと去らずにいる。これは単なる私の妄想なのか、それとも多少なりとも共感を得られるものなのか、ずっと確かめずにはいられないでいた。それもあって、年初から例年にないほど丹念に識者が語る『今年の見通し』を読んでみた。そして確信した。私の直感もまんざらではない。私が日頃注目している識者は、ほぼ同じことを感じ、異口同音ながら、それぞれの立場で『そのこと』について語ろうとしている。 その代表例の一つが、ジャーナリストの佐々木俊尚氏の2013年第一回目のメールマガジンの一節だ。しょっぱなからこうある。 あけましておめでとうございます。2013年が始まりました。今年は大きな時代精神の変更の年になるのではないかとわたしは考えています。(中略) この問題意識は重要で、ひょっ
今年はソーシャルメディア、デジタルテクノロジーにどのような進化が起こり、それが社会へどのような影響を及ぼすことになるのだろうか。 ソーシャルメディアを味方にするために必要なことは何か 以前、こんなエピソードがあった。 初めて利用したある飲食店にて、食事終了後にそのオーナーと雑談する機会があった。そのお店のオーナーはなかなかの職人気質な方で、食材の調達にとてもこだわり、それを丹念に実践していた。実際とても美味しいお店で、そのクオリティの高さは味という一番分かりやすい形でくっきりと浮かび上がっている。 その雑談のふとした流れで、「最近はクチコミサイトやツイッターみたいなもので評判が一人歩きし、中には半ば嫌がらせのような書き込みや事実と違う毀損を一方的にされるような飲食店もあり、厄介な時代になったものですよね」とオーナーが漏らした。 どうも、同業者の間でしばしばその手の話題になるらしい。 その方
「Twitpic」のCTO(最高技術責任者)がソーシャルメディアを1カ月間もやめてたって? イエス! それは本当です。Steven Corona氏はFacebook、Twitter、Redditなどのソーシャルメディアに30日間まったく触れずに過ごしました。その結果、「人生で最も意義深い1カ月」を手に入れることができたというのです。Steven Corona氏の体験談に耳を傾けてみましょう。 (記事執筆の)ちょうど1カ月前、私は30日間ソーシャルメディアをやめてみようと決心しました。そして今、帰還したところです。果たしてその結果は? ええ、私はまだ生きてます。そして、人生が変わってしまいました。人生で最も意義深い一カ月だったと言っても過言ではありません。 Facebook、Twitter、Reddit、Hacker Newsはすべてブラックリストに入れました。私がソーシャルメディアをやめる
有須 晶子 npoexpo_010.jpg 2012年3月3日、東京・赤坂の日本財団ビルで「第1回NPO × IT Expo ~ NPOが使えるIT・Webツールに出会える!~ 」が開催され、社会貢献活動に関心を寄せる総勢約180名が参加した。主催は、NPOなどで公益活動を行う人々のウェブサイトを使った情報提供やコミュニケーションをサポートする事業を行っているCANPANセンター。NPOのソーシャルメディア活用を支援するネットスクエアード東京、テントセンも企画に協力した。 2012年3月3日、東京・赤坂の日本財団ビルで「第1回NPO × IT Expo ~ NPOが使えるIT・Webツールに出会える!~ 」が開催され、社会貢献活動に関心を寄せる総勢約180名が参加した。主催は、NPOなどで公益活動を行う人々のウェブサイトを使った情報提供やコミュニケーションをサポートする事業を行っている
お金が必要になって、CMでもよく目にするカードローンおすすめのプロミスを利用してみようかなぁ、なんて考えているときに、「勤務先に在籍確認を行います」という文言を目にして不安になった人はいませんか?「勤務先に借り入れがばれてしまう…でもお金は必要だからプロミスは申し込みたい」、そんな人もいると思います。プロミスの在籍確認ってどういうものなのでしょうか。 まず、なぜ在籍確認を行う必要があるのでしょうか。プロミスをはじめ他の消費者金融を利用するということはお金を借りるということですよね。お金を借りたら返済しなければいけません。返済するには収入が必要ですし、収入は働いて得るものですよね?プロミスを申し込むときには、きちんと収入がありますよ、という証明するために「私はきちんと働いていて勤務先はここです」ということを記載します。その記載に嘘がないか、本当に働いているのかということを調べるために、在籍確
1974年、大阪市生まれ。99年、早稲田大学政治経済学部卒業。お茶の水美術学院講師を経て、2000年より雑誌「広告批評」(マドラ出版)に在籍。08年、編集長就任。10年、同社退職後、雑誌・書籍・ウェブサイトの編集、企業の戦略立案およびPRコンテンツやイベントの企画・制作を手掛けるほか、講演活動なども行っている。 元「広告批評」編集長・河尻亨一の「月刊マーケティング時評」 元「広告批評」編集長・河尻亨一氏が、ヒット商品、イケてる人や企業、話題の現象……などなど、「ヒト・モノ・コト」にまつわる旬のテーマをマーケティングの視点から読み解く時代批評です。 バックナンバー一覧 時代が変われば社会が変わる。人々のライフスタイルやマインド(価値観)、コミュニケーションのスタイルが変わっていく。それにともない、ビジネスもマーケティングも変わるのだ。これは不可避の事実である。ゆえにその変化に対応できない人や
電子書籍とソーシャルメディアの連携を進める動きがあるが、これらのネットワークが読書体験を向上させているか、それとも損なっているかを考えてみたい。 Amazon KindleやKobo Touchなど多くの電子書籍リーダーはソーシャルメディアを取り込んでいるが、それぞれの方法はかなり異なっている。AmazonのデバイスではTwitterとFacebook経由でユーザーが読んでいる本からの引用をシェアできる。一方、Koboは「Reading Life」を開発し、既成機能を一歩進めてユーザーは実績バッジや達成度を獲得できる。Koboは追加のソフトウェアなしにKobo VoxとApple iPad上でユーザーが同じ本を読んでいるほかの人と自由にリアルタイムでチャットする機能も提供している。これらの企業はさまざまなソーシャルメディアプラットフォームと十分に連携できているだろうか? あるいはこれは読書
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