兵庫県尼崎市が昨年、大手コンビニエンスストアのローソンと協働で実施した、店舗前の駐車場で健康診断を受ける「コンビニ前健診」で、受診者の約8割が同市の健診を初めて受けた人だったことが28日までに分かった。同市によると、約7割に何らかの異常所見が見られ、中には血圧200mm/Hgを超える重症者も見つかったという。【坂本朝子】 コンビニ前健診は、生活習慣病の予防に力を入れる同市と、健康支援事業を展開するローソンが協定を結び、地域協働のモデル事業として始めた全国初の試み。昨年10月から12月にかけ、市内6店舗で計12回実施され、市内外の16から82歳までの248人が受診した。 市へのデータ提供に同意した235人のうち、71.9%に高血糖や高血圧、高LDLコレステロールなど、何らかの異常所見が見られ、25.1%の人が心筋梗塞などの発症リスクが高い「メタボリックシンドロームとその予備軍」と指摘された
兵庫県尼崎市の医師小松邦志さん(48)が、旅行同行サービス専門の「こひつじクリニック」(南塚口町1)を開設した。末期がん患者や持病を抱える人など外出に不安のある人が、安心して旅行や里帰りができるように計画を立て、医師が付き添う。「いい思い出ができた」と家族からも好評だ。(石川 翠) 小松さんは1990年から神戸や尼崎で医師として働いてきた。クリニック開設のきっかけは、2012年の6月、尼崎医療生協病院の緩和ケア科に勤務していた際、末期がん患者の女性の旅行に同行したことだった。 家族らとともに1泊2日、山梨県でサクランボ狩り。病院に戻った2日後に女性は亡くなったが、家族から「最後に家族で思い出をつくれた」と感謝された。 「病気になると旅行を諦める人が多いが、医師が同行すれば安心して出かけられるのでは」。病院を退職し、昨年8月に専門のクリニックを開設。現在はアパートの一室に事務所を設け、スタッ
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