時間を節約できる:すべてがきちんと整理されていれば、すぐに探し物を見つけられます。探すのに費やしていた時間を、もっと有意義に使えるようになります。それに、元の場所にしまっておけば、大切な物が壊れることも減るはず。 お金を節約できる:どこに何があるか把握していれば、持っているものを間違えて買ってしまうこともなくなります。そのお金を、もっと有意義に使えるのです。 楽しいことに時間を使える:入念に計画して物事を進めれば、お友達と遊べる時間や、その他の楽しいことに使える時間をあらかじめ予想できます。 成績がよくなる:課題の締切を知って、それに向けて計画的に勉強することで、成績がアップするはず。 もっとお金を貯められる:家族の予算をきっちりすることで、長期的な貯金ができるようになります。無計画な衝動買いで散在するよりも、本当に欲しいものを買えるようになるのです。家族の予算計画には、子どもをどんどん参
家族(家計、世帯)は、現代の経済学でも重要な経済主体として扱われています。 しかし、今日では主に企業が生産と流通の活動を担っているため、分析対象としての家族(=家計、世帯)の重みは低下しているように思われます。 とはいえ、家族は現在でも依然として消費の主体であり、また労働力を育て上げる上で決定的に重要な役割を演じています。 さらに時代をさかのぼると、家族は生産の主要な担い手であり、その理解なしに経済を論じることはできません。家族史研究は経済史研究のもっとも重要な部分であると言えます。 ところで、家族というと、多少の相違はあるとしてもどこでも似たりよったりと思われるかもしれません。夫婦がいて、その子供たちがいて、さらに場合によっては、夫婦の年老いた親(父や母、またはその両方)がいる、といったところでしょうか? また近代化・工業化・都市化とともに大家族が崩壊し、それとともに核家族が進行してきて
2014年1月31日に大好きだった祖母が亡くなった。 祖母は100歳という高齢で、しかも昨年12月にも一度倒れて救急搬送され3週間ほど入院していた。 だから、そう遠くない将来に「その時」が来るだろうという覚悟はできているつもりだった。 しかし、昨年末に病院を退院したあとの祖母は元気だった。 お正月に新年会で実家に行ったときも、食欲も旺盛だったし知的好奇心も衰えず、本や雑誌をどんどん読んでいた。 だから、「まだしばらくは大丈夫」と安心していたのだが、現実は甘くなかった。 水曜日にかかってきた母からの電話で、僕の楽観的な予測は崩れ去ることになった。 ヘルパーさんに介助してもらって入浴している最中に祖母は意識を失い、そのまま救急車で大学病院に搬送されたのだ。 医師の診断は「心タンポナーデ」という重い心臓疾患。 動脈硬化から大動脈解離を起こしかけている状態で、担当医師には「手術しなければ48時間程
Q.年老いた両親への備えは、どのようにしておけばいい? A.病歴や担当医などの医療情報は、最低限把握 離れて暮らす母が脳卒中で倒れ、半身不随になってしまった栃木県小山市の山下満さん(45)=仮名。倒れた直後に適切な処置ができていれば、介護が必要になることもなかったと医師に言われ反省しきり。 「想定外だったのは、一家のことを母に任せきりで、父は母がどんな病院でどんな薬を処方してもらっているのか、全く知らなかったことです。駆けつけた救急隊員に病歴やかかりつけ医、服用薬といった医療情報を速やかに伝えられなかったことで、検査が長引き、処置が遅れました」 生活リハビリ研究所・介護アドバイザーの大塚洋氏は「他の病院の診断履歴があれば、倒れた原因を究明しやすくなり、早期対応に極めて有効です」と語る。 こんな場合、親が持ち歩くかばんに医療情報を書いたメモや、薬に関わる記録、アレルギーなどが載った「おくすり
配偶者が遺産の最大半分まで相続するという相続法改正案が、再婚した配偶者と前配偶者の子どもとの対立の原因になると指摘されている。こうした中、朝鮮時代に子どもの遺産相続の条件を庶母への孝行に結びつけた古文書が公開された。 晋陽河氏の家門が所蔵した分財記(財産の相続と分配を記録した文書)で、韓国学中央研究院(韓中研)が公開した。死六臣の1人である河緯地(ハ・ウィジ)の甥、河ウォン(1451〜1518)の妾、甘荘が死の前、1531年に残した文書だ。 甘荘はこの文書が作成される13年前、夫の河ウォンから遺産を受け継いだ。平民出身の妾だった甘荘には子どもがおらず、自分が死んで寂しく老いていくことを心配した夫が残してくれた遺書のおかげだった。甘荘が譲り受けた遺産の規模は明らかでないが、1人で暮らす女性には十分だったと推測される。 興味深いのは、遺書に示された但し書きだ。河ウォンは遺書に甘荘が生前にこの財
日本語教師としてスウェーデンに来た時、最初の授業で「はじめまして! 私は○○です」の自己紹介を練習し、それに続く授業で、「これは私の家族です」という自分以外を紹介する会話を導入しようとした。 私がこの時に教材として用意したダイアローグは、自身の家族をそのままモデルにしたもので、「これは私の父です。これは私の母です。これは私の弟です」という、いたってありふれた核家族を紹介するものだ。 このシンプルな会話の練習が、実はとんでもなく困難を極めた。そもそも「兄弟は何人ですか」「家族は何人ですか」という一見何でもない問いかけに、すんなりと答えられる生徒があまりいないのだ。 スウェーデンの不思議な家族 「兄弟は何人ですか?」 「リアルブラザー(両親とも同じ兄弟)が2人、ハーフブラザーが1人、ハーフシスターが2人、血のつながっていない兄弟が・・・ええと・・・」 「家族は何人ですか?」 「両親は離婚し、自
激論!「親子のDNA鑑定」「高齢出産」「体外受精」科学の進歩が、新しい苦悩を生む 声に出して言いにくい「日本の大問題」第1回 山折哲雄×二宮周平×田口早桐 全国民が考えるべきなのに、なかなかホンネで話せない「日本の大問題」を正面から語るシリーズ企画。第1回は、宗教学者、民法学者、産婦人科医が、科学の進歩で変化する「家族の形」を議論する。 「本当の親」を知りたいか 山折 今、大沢樹生さんと、16歳になるお子さんの関係が世間を賑わしているようですね。 田口 元・光GENJIの大沢樹生さんの16歳になる長男が、DNA鑑定の結果「実子である可能性がほぼ0%」であると診断されたと報道されています。女優の喜多嶋舞さんとの間に、いわゆる「デキ婚」で生まれたお子さんでしたが、これに対してお子さんのほうは大沢さんと自分が「99・9%親子」と話している。 山折 どちらにせよ、「本当の親子」かどうかをDNAで鑑
相続税の「増税」まであと1年。そのときにあわてないためにも、親族が集まる正月に「親族会議」を開いて、相続について話しておきたいもの。 しかし、会議がスムーズに進むとは限らない。親子の間には温度差が存在することが多いからだ。 これを埋めるのに、子どもは、どのように話を切り出し、どうやって進めるか、それも決めておかねばならない。親としても、子どもが話を始めたときの心構えを固めておきたい。 まずは、相続以外のことで親子二人きりの会話の場を持つことだという。 正月に親族が集まると、昔話に花が咲くだろう。 「あなたは小学校に行くのを嫌がったから、私が毎日手を引いて連れていった」「また、その話か」とうんざりすることもあるが、「二人だけでその話をもっとしようよ」と水を向けてみる。そして、あらためて親子二人だけで話をする。 相続については話したくないと思っている親でも、ひとりになると、今後の生活については
あるおじいちゃんからの手紙がかっこいいと、話題となっています。 これは、孫がゲイであるとカミングアウトした事について、娘(孫の母親)が彼を「家族の恥」として追い出した事に対して書かれました。以下、手紙です。 親愛なるChristine, 私は父親として残念に思っている。お前が、私たち家族は「家族の恥」を抱えていると言った事は正しい。しかしそれが何なのかが間違っている。 Chadが単にゲイだからといって、家から追い出すのは本当に「おぞましい」ことだ。両親が息子を勘当する事は「自然に反する」のだ。 お前が言った事の中で唯一、的を射ているのは「息子をゲイに育てた覚えはない。」という点だ。確かに、お前はしていない。Chadはそのように生まれ、左利きであるのと同じように、選ぶ事ができなかったんだ。 しかしお前は、後ろ向きな狭い了見で苦痛を与えることを選んだ。今我々は、子供の勘当という問題にあるのだが
米オレゴン州ビーバートンに住むDustin Mooreさんは、Googleの「Street View」で偶然、玄関先で新聞を読んでいる祖母Aliceさんの姿を見つけて驚いた。 Aliceさんが新聞嫌いだったからではない。彼女は既に他界していたからだ。 MooreさんはKATU-TVにこう語っている。「僕は兄弟とジョークを交わしたよ。『おばあちゃんは亡くなったけど、どうにかしてまだGoogleの中で生き続けていて、僕らを見守ってくれているんだね』みたいなことを話したんだ」 Street Viewは、その偶然性と普遍性という性質から、1つや2つのサプライズを常にもたらしてくれる。 この話で残念なのは、AliceおばあちゃんはいずれStreet Viewから消えてしまうということだ。Street Viewは定期的に更新されている。今回の場合はもしかしたら6年くらいは先になるのかもしれないが。 す
映画監督としてアルツハイマー病の母を撮り続けている。「ボケたっていいじゃない」─その介護姿勢と経験から見えてきたものとは何だろう。(倉西隆男) ──認知症(アルツハイマー病)のお母さんをユーモアたっぷりに撮影した動画が好評です。きっかけは 「長編動画“毎日がアルツハイマー”は動画サイト・ユーチューブで50万以上のアクセスがあり、全国から講演に呼ばれて、会場でも上映していただいています。きっかけは3年前の母の79歳の誕生日。はじめてカメラを回した日なんですが、せっかく家族でお祝いをしたことをすっかり忘れちゃってまして。本人は、ボケた、ボケた~と明るく振る舞ったんです。純粋に面白いなと思ってしまいました」 ──認知症になってからのお母さんが面白い 「母はそれまで家族の中でも厳格で、なかなか本音を言わない猫をかぶるタイプだったんです。ところが認知症になってからは言いたいことを言う、毒舌を吐くなど
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