ドイツ南部ユーバーリンゲン(Ueberlingen)のクリニック、ブヒンガー・ウィルヘルミ(Buchinger-Wilhelmi)で提供されるフルーツ(2014年3月24日撮影)。(c)AFP/CHRISTOF STACHE 【5月3日 AFP】欧州最大の経済大国ドイツで、断食療法を行うクリニックが人気を集めている。断食ムーブメントの発祥の地の一つであるドイツでは、断食療法が医療保険の対象になる場合さえある。 ドイツの富裕層の間では、「less is more」(少ないほど、豊かである)という考え方が広がりを見せ、病気の治療に断食療法を取り入れる動きがますます強まっているという。 断食に熱心に取り組んでいるミハエル・ファン・アルムシック(Michael van Almsick)さん(57)は20年前から、1年のうち1か月をスイスとの国境に近いコンスタンス湖(Lake Constance、ボ