今日は、日本尊厳死協会・関西支部大会が和歌山で開催された。 ベストセラー作家の久坂部羊氏の特別講演を拝聴し大変勉強になった。 和歌山の方と意見交換できて、大変有意義な1日だった。 久坂部先生は素晴らしい紳士だった。 お話もとても面白かった。 常に問題の核心をついておられる。 中村仁一先生と同じ匂いを感じた。 小説家であるので、頭の回転もとても速い。 想像力も豊かで、しかも愛にあふれた講演だった。 久坂部先生のファンになった。 質疑応答も楽しかった。 岩尾總一郎理事長、青木仁子副理事長も 加わって頂き一緒に議論できた。 今日は、3連休の谷間。 その割には、100人もの方に来て頂き、よかった。 大きなイベントが無事終了して、ホッとした。 「健やかに生き、安らかに逝くために」 久坂部羊氏 ○医療が発達していない国の方が平穏死できる。 医療が未熟な時代のほうが、平穏死できた。 皮肉なものだ。 ○苦
「やっと言葉が通じる医者と出会えた!」と大喜びする家族と、昨日から意気投合。 「尊厳死」に理解がある医者、という意味だ。 超一流病院の倫理委員会で議論しても、全く話がかみ合わなかった、と怒る家族。 プライバシーの関係上、これ以上、詳しいことは書けない。 何が言いたいかと言うと 尊厳死の本を書いた途端に(まだ1冊も世に出ていないが)、 尊厳死希望の患者さんが目の前に現れるという偶然。 超一流病院では、不治かつ末期の患者さんに、延命治療を徐々に止めるどころか、 逆に「強化」されて、ご家族とは常に喧嘩状態にあったと。 延命治療を取り止めない家族は弁護士事務所にまで相談に行っていたと・・・・ 無事帰宅して初回往診して、何を話しても感謝される。 病気が治らないと分かっていながら、親子ともども涙を浮かべて感謝される。 気持ちが悪いくらい、感謝される。 帰宅後、私がすぐにしたことは、訪問入浴。 これがま
今日、日本尊厳死協会の社員総会が開催され、副理事長職を拝命した。 12.5万人の会員さんの想いに報いることができるよう、いい仕事をしたい。 使い古された言葉だが身が引き締まる思いで、勉強会にも参加した。 東大の会田薫子先生の終末期医療の講演を拝聴した。 今日は、たっぷり時間があったのでじっくり話された。 認知症終末期の胃ろうを中心に日本老年病学会の活動を紹介された。 ただ法制化には懐疑的な印象だった。 いいガイドラインができたので、法制化は必要ない、 弁護士さんもよく理解しているので、法制化は必要ない、 といった内容に聞こえた。 いくつかの論点がある。 1)日本老年病学会は、高齢者のみを想定しているが、 尊厳死協会は、もっと広い年齢層を想定している。 ガイドラインができても、現実はj厳しい。 学会のガイドラインを法律が後押しするくらいでないと 延命風潮は変わらないような気がする。 2)医師
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