愛する家族や友人、知人、仕事仲間の死、とても悲しくいたたまれない気持ちになります。日本では通夜や告別式などの儀式を通して、故人の死を悼み、冥福を祈り、別れを告げますが、外国ではどのような別れの儀式が行われるのでしょうか。日本に住む20人の外国人に聞いてみました。 ■数人がスピーチをした後、小パーティーをする(カナダ/20代後半/男性) 日本でもお通夜や告別式のあと、食事をしながら故人との思い出話をする「通夜ぶるまい」や「精進落とし」の時間が設けられますね。 ■モスクで集まって、黒い服を着た死んだ人の友人や知り合いが、死んだ人の家族に会いに行きます。その時、特別な食べ物が死んだ人の家族によって用意されています(イラン/20代後半/女性) 黒い衣服を着るのは日本と同じですね。お隣の韓国は白い喪服が主流です。日本も白い喪服の時代もありましたが、手入れのしやすさや欧米諸国の影響で黒の喪服が一般的に