ペットとして人気がある一方、人間の勝手な都合で捨てられる犬や猫は少なくない。もし保護施設や保健所に収容された場合には、運が良ければ次の飼い主に救われる可能性もあるが、多くは殺処分されてしまうのが実情だ。時に日本でも話題となるこの問題は米国でも似たような状況で、ある12歳の少年はテレビのCMで問題を知り心を痛めたそう。すると少年は問題に正面から立ち向かおうと決意し、殺処分を待つ犬の世話をする非営利団体を今年6月に設立。先日、カリフォルニア州で処分を待つ状態の6匹の犬を引き取った。 米放送局ABC系列WSB-TVによると、この少年はジョージア州アトランタ在住で12歳のジェレル・キングくん。キングくんは以前から、人間に捨てられた動物が保護施設で殺処分されることを知らせるテレビCMを見ては、心を痛めていたという。CMを見るたびに泣きそうになったと、そのときの気持ちを語るキングくん。しかし彼は悲しむ
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