ベトナム中部ダナンで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席した際に言葉を交わすドナルド・トランプ米大統領(左)とウラジーミル・プーチン・ロシア大統領(2017年11月11日撮影)。(c)AFP/SPUTNIK/Mikhail KLIMENTYEV 【6月30日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は29日、来月行われるロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領との会談でロシアによるウクライナのクリミア(Crimea)半島併合を認める可能性を排除しないとの考えを示した。 トランプ氏は、2014年のロシアによるクリミア併合に反対する米政府の立場を撤回することを検討していると報じられており、これについて記者団から質問されたトランプ氏は「成り行きを見なくてはならない」と述べた。トランプ氏が米政府の立場を再確認すると明言しなかっ
こちらによると、プーチン・ロシア大統領は、ロシア南部クラスノダル地方のアナパに、国防省の軍事技術開発拠点を創設する大統領令に署名した。その名称はテクノポリス「エラ」であり、記事では「スコルコヴォの軍事版」としている。今後3ヵ月で国防省が規程案を起草して大統領に承認を求める。主な研究開発課題は人工知能の軍事利用にある。テクノポリスは黒海沿岸に所在し、敷地は17ha。研究・教育・試験施設を兼ね備える。 アナパと言えば、ロシアきってのビーチリゾート地であり、なぜそんなところに軍事技術開発拠点を設けるのかと疑問に感じたが、記事によれば、元々そこに国防省のサナトリウムがあり、その場所に建設されるということである。 ブログランキングに参加しています 1日1回クリックをお願いします
ウクライナ保安庁によると、チェルニフツィの社会団体がウクライナ国家領土保全・国境不可侵を損なった(刑法110条)として捜査を受けた。 件の社会団体は、公開イベントにおいてチェルニフツィ州領が「大ルーマニア」に含まれる地図を掲示した。これらの地図は、ウクライナにおいて大ルーマニア創設100周年記念を促進させるものであり、実際に団体参加者は北ブコビナおよび南北ベッサラビアをルーマニアに「返還」する主張につながるリーフレットを配布していた。 ---------- 大ルーマニア主義に反対するといえば、沿ドニエストル。ウクライナと沿ドニエストルが反ルーマニアで同盟・・・・ないです。 ところで、国境線が外側に広がる地図(例えば沿ドニエストルやドンバス東部も含む「大ウクライナ地図」)も刑法違反なのだろうか。
<強い信仰で結ばれた信者たちが集会を開くことはおろか、自宅で祈りを捧げることも許さないロシアのやり方は明らかな人権侵害だ> ロシアの厳しい「反過激派法」に違反したとして、宗教団体「エホバの証人」の信者26人以上が摘発を受けた。同団体によれば、うち7人は、公判前勾留により身柄を拘束されているという。 ロシア政府は2017年4月、エホバの証人を過激派組織に指定。以来、ロシアに住む信者推定17万5000人が、取り締まりの対象になっている。信者の礼拝所は強制捜査を受けて閉鎖され、自宅でひっそりと礼拝するようになっている。にもかかわらずロシア政府は、多数の信者を逮捕している。根拠となる刑法282条は過激派の活動を禁止する法律で、違反すると10年前後の実刑判決を受ける可能性がある。信者の逮捕は、ウクライナとの国境に近いベルゴロドから、中国や北朝鮮との国境に近いウラジオストクまで、ロシア全土に及んでいる
ウクライナの首都キエフで記者会見するジャーナリストのアルカディ・バブチェンコ氏(2018年5月30日撮影)。(c)AFP PHOTO / Sergei SUPINSKY 【5月31日 AFP】ウクライナで暗殺されたことが発表された反ロシア政府派のジャーナリスト、アルカディ・バブチェンコ(Arkady Babchenko)氏が30日、首都キエフで記者会見し、元気な姿を見せた。ウクライナは、ロシアによる同氏殺害計画を暴くために事件を偽装したことを認めた。 ウクライナ保安局のワシル・グリツァク(Vasyl Grytsak)長官の紹介でバブチェンコ氏が登場すると、会場からは感嘆の声と拍手が沸き起こった。グリツァク氏はロシア当局によるバブチェンコ氏殺害計画を阻止するため、殺害劇を計画したと説明した。 ウクライナ当局はこの前日、バブチェンコ氏が自宅アパートの建物内にある階段で、背後から3発の銃撃を受け
ベラルーシの首都ミンスクの郊外に、中国企業専用の工業団地が創設されつつある。こちらがHPであり、英語で「Great Stone」というのが工業団地の名称となっている(中国語では「中白工業園区」)。 それで、こちらの記事の中で、ベラルーシのコビャコフ首相がGreat Stoneの目標について語っている。首相いわく、2021年までには、第1段階の850haを複合的に開発する計画である。それまでには、累計投資額10億ドル、入居企業100社、生産高10億ドル以上、雇用7,000人を達成したい。有利な地理的条件ゆえに、ロジスティクス面などでの優位があり、中国・EU間の輸送をベラルーシ領を経由して行うトランジット貨物輸送を最適化できる。中国とベラルーシの貨物も増える。これらのことは、工業団地に国際的な地位を与えることになり、一帯一路の枠内でGreat Stoneを中心にした中国~欧州間の輸送回廊を構築
ロシア極東で現地調査中であり、ウラジオストクの後はアムール州の州都ブラゴヴェシチェンスクに来ている。本日は日曜日で時間に余裕があったので、アムール川沿いを散策してみた。ご存知の方も多いと思うが、ブラゴヴェシチェンスクは対中国境の街であり、アムール川の向こうはもう中国の黒河という街である。ていうか、あまりに近いので、単に1つの街が川によって南北に分けられているだけのような印象を受ける。それで、本日川沿いを歩いていると、妙に賑やかであり、ただ単に日曜日だから人々が繰り出しているようには思えない。どうもこの日は、ブラゴヴェシチェンスク誕生の162回目の記念日だったようだ。後から調べたところ、こちらに見るように、5月27日から6月2日までお祝いが続くそうで、中でも本日5月27日がメインの祝賀行事が行われる日だったらしい。ちなみに、ブラゴヴェシチェンスク誕生からは162年だが、アムール州創設からは1
今回、ブラゴヴェシチェンスクに来て、同市と対岸の中国・黒河を結ぶ道路橋の建設プロジェクトについて情報を収集したので、簡単に整理しておく。 これまでは、両市の間は、川が凍っていない時期には船で、凍っている時期にはその上を自動車でという形で行き来していた。以前から、アムール川に橋を渡すという構想はあり、近年ではロープウェーで両岸を結ぶといった案もあったようだ。それが一気に動き出したのが2015年9月であり、プーチン大統領の訪中時に橋の建設に関する政府間協定が結ばれた。2016年末から建設作業が本格化した。橋の設計はギプロストロイモスト研究所が担当した。建設総額は161億ルーブルほど。橋は全長1,081m。2019年2月にロシア建設部分と中国建設部分が繋がり、最終的には同年12月の完成が予定されている。なお、建設地は、ブラゴヴェシチェンスクの中心地からはやや離れており、上掲略図に見るように、アム
こちらによると、クラフチュク、クチマ、ユーシチェンコ元大統領は、コンスタンチノーポリ全地総主教向け請願を支持する共同アピール文に署名した。 クラフチュク元大統領は「我々は、コンスタンチノーポリ正教会による独立付与はウクライナの独立・人民の精神的民族的合同、ウクライナの宗教的自由の発展の深化に重要な役割を果たし、ロシアのウクライナ侵略に対する戦いにおいて精神的要塞となろう。よって、我々はポロシェンコ大統領の努力を支持しする」と文を読み上げた。 クチマ元大統領はロシア正教会アレクセイ総主教およびプーチン大統領向けにウクライナ正教会の独立について親書を送ったことがあるが、支持は得られなかったという。また、ウクライナ正教会モスクワ主教座の故ボロジミール主教は正教会の独立性の深化に成功していたが、今やそれは過去となってしまった、と述べた。 ポロシェンコ大統領はロシア正教会はロシア権力の意向に従ってい
プーチンはまるで皇帝のように振舞っている、と批判し、逮捕されたアレクセイ・ナワリヌイ(5月5日) REUTERS <ウラジーミル・プーチンの4期目の大統領就任式を目前に反プーチン集会を行ったナワリヌイは逮捕された> ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を批判する野党指導者の急先鋒、アレクセイ・ナワリヌイが5月5日、自ら呼びかけた反プーチンの抗議集会で逮捕された。 3月のロシア大統領選でまたしても立候補を阻まれたナワリヌイは、5月7日にスタートする通算4期目となるプーチンの大統領就任に反対するため、ロシア全土で抗議集会を組織した。だが集会の開始前からナワリヌイの多数の支持者が逮捕され、彼も首都モスクワの会場に姿を見せて間もなく、警察に身柄を拘束された。 「(プーチンの)独裁、汚職、格差、監視、不法行為に抗議するため、祖国の街頭に繰り出そう」と、ナワリヌイ率いるチームはロシアのSNSサイト「フ
こちらの記事が、ロシアのメドヴェージェフ首相はどうやらそのポストを保持する見通しであるという前提に立ち、2012年以降の実績、プーチン体制における位置付け、今後の見通しなどについて論じているので、記事の大意をまとめておく。 これによると、メドヴェージェフ首相も、大半の閣僚も、ポストを保持できる可能性が高い。首相本人も4月28日のテレビインタビューで、「むろん、私は今のところどこかで休暇をとるようなつもりはない。私は仕事をする用意ができており、最も自国のためになる場所で働くことになるだろう」と述べている。メドヴェージェフ率いる政府の経済ブロックは2014年以降、ひたすら耐え忍ぶという方式で仕事をしており、それがメドヴェージェフ首相が長くその座に留まっている秘訣である。評論家のD.オレーシキンは、「プーチン大統領のチームが戦略的に誤った決定を下し、メドヴェージェフ内閣にはそれを穏当な経済的方策
ポロシェンコ大統領は、キリル・ロシア正教総主教は独立ウクライナ正教創設に関して拒否権はない、と述べた。 大統領は、「理想的なシナリオは、ロシア正教を含む全正教会が、ヴァルソロメオス総主教とともに、我々の独立性を確認することである。これが、ウクライナ領土上でロシア軍人、ロシアの扇動家や、ロシアの司祭による罪を浄化する唯一の策である」と述べた。また、独立ウクライナ正教に関するトモス発布について、「キリル総主教を含む如何なる人も、コンスタンチノーポリ総主教の決定に拒否権を有していない。コンスタンチノーポリ総主教はキリル総主教に許可を得たりしない」と述べた。 また、独立ウクライナ正教はウクライナ国家の主要素であり、ウクライナ人の精神を守護している、ウクライナ国家は教会事情に干渉することはない、と述べた。 -------- ポロシェンコ大統領は自信満々ですが、コンスタンチノーポリ総主教のトモスは本当
モスクワには、ごみをリサイクルする仕組みがない。ロシアの首都から出る大量のごみは、周囲を取り巻く埋立地の処理場に次々と運ばれるが、それが各地の環境汚染につながっている。
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