ウクライナ閣僚会議によると、フロイスマン首相は、ウクライナには国営炭鉱が102あり、うち4炭鉱のみが採算がとれている、と述べた。 国営炭鉱102のほとんどはATO実施地域内にあり、地域外の炭鉱は33であった。上5か月で国営炭鉱は185万2900トンを産出したが、これは計画のマイナス3.6%、前年同期比のマイナス7.6%であった。他方で産出額は前年同期比30.5%増だった。首相は、ウクライナは石炭増産と輸入減らしが不可欠であり、損益分岐点と生産近代化の導入が不可欠である、とした。炭坑維持のための国家補助は年10億フリブナを超えており、7月半ばにはウクライナ最高会議が遅配支払用に14億フリブナを新たに割り当てる国家予算改正案を承認していた。
![採算がとれる炭鉱は4つだけ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/126e9c63960837b5815901e11e1f6c1303c17f2b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.seesaa.jp%2Fimg%2Fogp_logo.png)