リビア抵抗組織の政党への脱皮 2012年03月16日 11:01 リビア リビアの情勢も部族間抗争があったり、カッダーフィを支持した町とミスラタ住民との対立・抗争があったり、東部の連邦運動があったり、また基本的には各種民兵が未だに武力をもって割拠している等の状況で、なかなか正常化には程遠い状況ですが、その中で一つの前進と言えるかと思われるニュースをひとつ。 16日付のal jazeera net は、40年間カッダーフィ政権打倒のため武力闘争を続けてきた救国戦線が6月の選挙で活動するために政党に衣替えしたと報じています。 これはトリポリで開かれた戦線の会合で発表されたもので、今後の政党名は国民救国党となり、その原則は司法、行政、立法の3権の独立に基づき、16の原則からなるが、それらは民主主義、自由、多党制、政権の平和的交代等を含むとのことです。 記事はこの戦線について、1981年10月にカ