マレーシアのマハティール首相は、米国がイラン精鋭部隊のソレイマニ司令官を殺害したことは不道徳だと非難し、イスラム教国家は外部の脅威から身を守るため結束すべきだと訴えた。写真はクアラルンプールで撮影(2020年 ロイター/LIM HUEY TENG) マレーシアのマハティール首相は7日、米国がイラン精鋭部隊のソレイマニ司令官を殺害したことは不道徳だと非難し、イスラム教国家は外部の脅威から身を守るため結束すべきだと訴えた。 マハティール首相は記者団に対し、ソレイマニ司令官の殺害は国際法違反だと述べ、「いわゆるテロリズム」の激化につながる恐れがあると警告した。 そのうえで「イスラム教国家は結束すべき時だ」とし、「われわれはもはや安全ではない。誰かの気に入らないことを言ったり、侮辱したりしただけで、その外国人がドローンを送ったり、私を銃撃しようとしたりしても問題ないという状況になっている」と語った