著者は「まえがき」で、「こんな本を出版すると、『右翼』『ファシスト』『政府の手先か、お前は』など、ありとあらゆる非難が私に浴びせられそうです」と予防線を張っているが、まさにそのとおりの恐ろしい本だとしか言いようがない。 著者は、政府が対応すべき緊急事態の一つとしてハイパーインフレを挙げる(第6章)。しかしハイパーインフレの原因は、政府・中央銀行が貨幣(お金)の供給量を増やしすぎることである。したがってハイパーインフレを止めるには、政府・中央銀行が貨幣の供給にブレーキをかけるしかない。ところが著者は、それが基本だと認めつつ、それでは時間がかかりすぎるなどという理由から、次のように主張する。政府は国家緊急権にもとづき、預金封鎖、通貨の切り替え、預貯金没収などの措置に踏み切るべきだ、と。 これらは言うまでもなく、政府による個人の財産権の侵害であり、憲法違反である。著者はそれを承知のうえで、それで
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