2020年の日本沿岸の平均海面水位は、平年に比べて87mm高く、統計を開始した1906年以降で最も高くなりました。 気象庁では、全国で観測した潮位データをもとに、日本沿岸の平均海面水位を年ごとに評価し、その長期変化を監視しています。 2020年の日本沿岸の平均海面水位は、1980年以降に見られる上昇傾向に、黒潮(海面水位が高い)が関東から東海地方の沿岸に接近して流れることが多かった影響などが重なったため、平年(1981年~2010年の平均)に比べて87mm高く、統計を開始した1906年以降で最も高くなりました。 海面水位の上昇は、高潮被害のリスクを増大させる要因になります。気象庁では、日本沿岸の海面水位が将来高くなる可能性があると予測しており(「日本の気候変動2020」)、引き続き海面水位の変化を監視するとともに、随時その状況をお知らせします。 図 日本沿岸の平均海面水位の平年偏差(190
御嶽山(長野県・岐阜県境)では、本日(27日)11時53分に噴火が発生しました。山頂付近の状況は視界不良のため不明ですが、中部地方整備局が設置している滝越カメラにより南側斜面を噴煙が流れ下り、3キロメートルを超えたことを観測しました。 気象庁では、本日(27日)12時36分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(平常)から3(入山規制)に引き上げました。また、同13時35分に降灰予報を発表しています。 噴火が発生したのは2007年(平成19年)3月下旬のごく小規模な噴火以来です。御嶽山で噴火警戒レベルを3に引き上げたのは、平成20年3月31日の御嶽山の噴火警戒レベルの運用開始以来初めてです。 山頂火口から4キロメートル程度の範囲では、噴火に伴う大きな噴石の飛散等に警戒してください。
平成23年3月11日14時46分頃に三陸沖で発生した地震について、気象庁はこの地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名しました。また、英語名称は「The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake」と命名しました。
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