なぜ「ココイチ」の味は“普通”なのに、トップを独走しているのか:水曜インタビュー劇場(カレー公演)(1/7 ページ) 水曜インタビュー劇場(カレー公演): 「カレーハウスCoCo壱番屋」(ココイチ)を運営している壱番屋の業績が好調である。直近の数字で、売上高&最終利益が過去最高を更新しているのだ。外食チェーンをみると、ハンバーガーや牛丼チェーンなどの売上高や客数はイマイチなのに、なぜココイチは元気なのか。 要因を調べていくと、既存店の売り上げが伸びていたり、客単価が増えていたり、海外展開が好調だったりする。このほかにも何かがあるはず……と思って、あれやこれやと探っていくと、大きな疑問に直面した。業界トップ・ココイチの店舗数は1420店(うち海外178)なのに対し、2位のゴーゴーカレーは80店ほど。カレーは国民食のひとつなので、チェーン店は抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げているかと思い