(CNN) 米情報機関を束ねる国家情報長官室は15日までに、キューバのグアンタナモ米海軍基地に付属するテロ容疑者収容施設からこれまで移送などされた計603人のうち16.6%に当たる100人がテロ活動に再度戻っているとの報告書をまとめた。 同収容所は2001年の米同時多発テロ後に創設された。最近発表された報告書の要約によると、09年1月以降に釈放された71人のうち3人がテロ組織に復帰。グアンタナモから他の収容施設に移送された別の4人も同様の道をたどった疑いがある。 報告書は、今後条件なしに容疑者をグアンタナモ施設から移送すれば一部はテロや反政府活動に戻ることが過去10年の傾向分析で浮き彫りになったと指摘。国内紛争が起き、内政が不安定でテロ組織などの活発な勧誘行動がある国への移送は特に問題があると強調した。 また、一部の元収容者間の相互連絡は密接で、テロ謀議なども取り上げられていると説明。この
元CIA職員に「死刑求めず」=ロシア側に伝達−米司法長官 元CIA職員に「死刑求めず」=ロシア側に伝達−米司法長官 【ワシントン時事】米メディアは26日、ホルダー司法長官がロシア司法当局に書簡を送り、国家安全保障局(NSA)による情報監視活動を暴露した元中央情報局(CIA)職員エドワード・スノーデン容疑者が米国に送還されても「死刑を求めない」と伝達したと報じた。 この書簡は23日付でロシアのコノワロフ法相に宛てて送られた。ホルダー長官はこの中で、「米国はスノーデン氏に死刑を求めず、同氏は拷問もされない」と強調。この「保証」によって、スノーデン容疑者が難民として扱われたり、ロシアへの亡命が認められたりすることがないよう求めている。(2013/07/27-01:09) 前の記事へ 次の記事へ
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キューバにあるグアンタナモ(Guantanamo)米海軍基地内の収容施設(2012年10月18日撮影資料写真)。(c)AFP/MICHELLE SHEPHARD/TORONTO STAR 【6月18日 AFP】米国防総省は17日、キューバにあるグアンタナモ(Guantanamo)米海軍基地内の収容施設に「無期限収容」されているテロの容疑者46人の氏名を公表した。46人はグアンタナモ収容所から移送するにはあまりに危険だが、証拠に不備があるとして裁判にかけることも出来ないという。 15ページに上るリストは被収容者の詳細情報を初めて明らかにしたもので、情報公開請求に基づき米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とマイアミ・ヘラルド(Miami Herald)に対して提供された。リストには、グアンタナモ収容所に拘禁されている166人全員の氏名も掲載されていた。 オバマ大統領による
英エコノミスト誌が、テロ容疑者を収容する米グアンタナモ基地について取り上げた。 記事は、人権を無視する行為が行われている可能性を懸念し、同収容所を閉鎖するよう強い調子で訴える。 だが、実現にはかなりの時間がかかると予想される。 かねて、オバマ大統領も、同収容所の閉鎖を主張していた。しかし、議会の反対に遭い、頓挫した経緯がある。 ボストンマラソンを舞台とする事件が発生し、テロの危機が再びクローズアップされている。 キューバにある米海軍グアンタナモ基地の担当者は、同基地内の収容所内で行われている「経管栄養」の処置について、被収容者は選ぶ権利があると言う。彼らは自分で食べることもできる。これを拒む場合に、鼻からチューブを挿入され、喉から胃まで通して流動食を与えられる。この処置は、従順な患者ですら、嘔吐したり出血したりすることがあるもの。ましてや、本人の意思に反して行われる場合にはかなりひ
キューバのグアンタナモ湾(Guantanamo Bay)にあるグアンタナモ米海軍基地内の収容所の閉鎖を求め、米ニューヨーク(New York)のタイムズスクエア(Times Square)で行われた抗議デモ(2011年4月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/Stan HONDA 【4月30日 AFP】キューバ・グアンタナモ(Guantanamo)米海軍基地内の収容施設で、食事を拒否してハンガーストライキを続ける被収容者の数が全体の3分2近くにまで増えたことを受け、米国政府は対応する医療スタッフを増員した。当局者が29日、述べた。 ハンストが12週目に突入するなか、「テロとの戦い」で拘束した166人を収容するグアンタナモ収容施設を閉鎖するとしたバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に対しては、その約束を守るよう求める声が高まっている。 米軍のサミュエル・ハウス(Samuel H
(CNN) キューバ・グアンタナモ米軍基地内の収容所で13日、拘束されているテロ容疑者らが即席の武器を使って暴動を起こし、看守らと衝突した。 米軍のグアンタナモ統合任務部隊によると、看守らは「殺傷力のない」砲撃4発で応戦した。双方に重傷者は出ていないという。 同部隊は13日朝、収容者の「健康と安全」を守るためとして、第4キャンプで認められていた共同生活を廃止し、全員を独房へ移す方針を示した。暴動はこの移動の最中に発生した。 グアンタナモ基地の報道官によると、収容者らが2月以降、監視カメラの視界をさえぎったり窓の近くに障害物を置いたりして監視を妨害し、キャンプ内の安全確保が難しくなっていた。 同基地には2002年以降、米国外で拘束されたテロ容疑者らが収容されている。米政府の報告によると、12年11月の時点で収容者は166人。収容者の一部を担当する米弁護士が先月、CNNに語ったところによれば、
ブッシュ前政権より受け継がれた最大の負の遺産、キューバ南東部にあるグアンタナモ米軍基地内の対テロ収容所(以下、グアンタナモ)。 ここで取り返しのつかない間違いが起こった。そして、その代償をオバマ政権が払わなければならない羽目となり、ホワイトハウスは今、改めてグアンタナモの闇の深さを思い知らされている。 2002年、アフガニスタンで米軍の車両に手榴弾を投げ込み、米兵2人と現地通訳1人に重傷を負わせたかどで、モハメッド・ジャワドが逮捕され、その後グアンタナモに移送された。当時の記録に逮捕時の年齢は17歳とある。 ところが、アフガニスタンの人権団体の調査で、彼の年齢は12歳くらいだったことが明らかになったのだ。 ジャワドはすでに拘束されてから6年半もの年月をグアンタナモに閉じ込められたまま過ごしている。それだけではない。彼は繰り返し拷問を受け、地獄のような収容生活を送ってきた。精神的にも危うい状
「グアンタナモ」というのは、じつに不思議な場所である。 グアンタナモは「キューバ」にありながら、「アメリカ」なのである。 今から100年以上前、アメリカがスペインに勝利した「米西戦争(1898)」以来、アメリカが実効支配を続けている(当時のキューバはスペインの植民地であった)。 アメリカはこの地を「軍事基地」とし、グアンタナモは「アメリカの裏庭」と称されるようになった。 ご存知、アメリカとキューバは「犬猿の仲」であり、国交が断絶した状態にある。 アメリカとキューバが「仲違(たが)い」したのは、1950年代のキューバ革命以降のこと。両者の不仲は一時「核戦争」寸前まで悪化している(キューバ危機・1962)。 当然、キューバとしては、自分の国の中に大嫌いなアメリカの基地があることが気に入らない。しかし、1903年にアメリカは金貨2,000枚(現在価値で30万円)でグアンタナモの「永久租借」権を獲
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