今秋、横浜の市街地に国内初となる木造耐火の大型商業施設「サウスウッド」(※1)が完成した。ガラス越しに見える2階から4階の柱と梁は木質感にあふれ、緑地が多く残る街に調和している。大型施設として大量の国産材が使用されているため、国内林業・木材産業の振興につながっている。また、建築に木材を使用すれば二酸化炭素削減効果があるため、地球温暖化対策にも一役買っている(※2)。 防火地域に指定されている市街地で大型の木造建築を可能にしたのは、国内で新しく開発された耐火集成材である。カラマツ(長野県産)の間伐材を使った集成材(荷重支持部)の外側にモルタル(燃え止まり層)を張り付け、その外側を二重(燃え止まり層、燃え代層)にカラマツで覆った構造をしている。1時間耐火の性能を持つため、4階建ての建築が可能となった。これ以外にも木材の耐火性能を高める技術の実用化は進んでいて、防火地域の木造耐火建築物として、オ
スイスの新聞数紙を統合するメディアグループ「タメディア」の本社に入ると、大きな木の柱数本が出迎えてくれ、その堂々とした存在感と優雅さに圧倒される。 入って左手には「中間スペース」と呼ばれる、階段とラウンジの空間がある。ここにも大きな木の柱が密集して並び、まるでどこかの寺院の回廊を思わせる。 スタッフにとっての快適な空間、持続性、低建設費。この三つの条件をタメディアの社長から与えられた。「それには木が適していると考えた。また、これほどスムーズに建設が進んだ例は初めて。それは施工主と意気投合し、スイスの木造エンジニア、ヘルマン・ブルーマーさんと出会えたからだ」と坂さんは話す。 坂さんの初期の仕事の一つに、紙菅(紙でできた管)が使用された「アウヴァ・アアルトの家具展」がある。「わずか数週間の展覧会のために、建築家アアルトのように木をふんだんに使うのはもったいない。たまたま捨てずにとっておいた紙菅
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株式会社エヌ・シー・エヌ(以下、NCN)は、このたびユーロ圏において、日本の木造金物工法による建築物を上棟したことを発表した。 ユーロ圏では、サステナブルな建築物をつくる難題に真剣に取り組む意識も高く、木材を利用する必要があると評しており、すでにロンドンに9階建てのアレイ・グローヴなど、木造高層建築が存在する。また、ドイツのパッシブハウスの技術をはじめ、ヨーロッパでは、中層規模のホテル、共同住宅等で用いられているクロスラミナパネルなどの技術が、ヨーロッパから日本に取り入れられているなかで、ヨーロッパでは、木造で大開口を実現する木造軸組工法は存在していなかった。 こうした木造分野で高い技術をもつユーロ圏で、日本における一般の木造軸組工法が採用されなかった理由として、「工学データの蓄積」「大工の特殊技術」が弊害になっていたと考えられる。そうしたなか、日本の木造金物工法のなかで、耐震性の高さ、C
未発育都市 @mihatsuikutoshi 高層ビルを「木造で建てる」というトレンドが欧米で起きているようだ。前世紀は高層ビルの「高さ」競争をやっていたわけだが、21世紀の今世紀はそこにエコ意識が加わって「木造」建築が再評価されてきている。日本でも林業を再生しようという動きがある。 未発育都市 @mihatsuikutoshi モーニングバード!そもそも総研たまぺディア「日本にはまだまだ眠っている資源があるのでは?」 http://t.co/Tf5hXblxki 「国産木材で高層ビルできる!?」 安藤直人教授「スイスでは8階建てマンションが木造であり。コンクリートパネルの替わりに木のパネル。非常に強靱」
五重塔は日本の仏教建築を代表する美しい木造の建築物です。写真は法隆寺の五重塔で、西暦680年頃に建立され、同じ境内の金堂と共に現存する世界最古の木造建築と言われています。 子供の頃、ある雑誌の一こまに、五重塔が地震で倒れないのはやじろべえだからだという一節がありました。工作でやじろべえを作り、どんぐりを指の位置(支点)より十分に下にしないとうまくいかないということを、経験的に学んでいました。五重塔の庇はどこから見ても階の下までは降りておらず、その話はおかしいのではないかと、子供心に思ったものでありました。 それから50有余年が過ぎ、今度は専門家の眼でやじろべえ問題に取り組みました。昨今、関連の図書が出版され(1)、実際の塔について観測、解析が行われ(2)、(3)、大型模型実験の結果も報告されています(4)、(5)、(6)。それらの公開情報をもとに勉強させていただき、検討しましたところ、地震
欧米に遅れること10年以上、日本の住宅にもようやく2重窓が普及し始めた。しかし、実はせっかくの2重窓による大きな断熱効果も、意外なところに盲点があった。サッシである。 日本の住宅はアルミサッシがほとんど。アルミは金属の中でも軽くて加工がしやすいため、住宅の造り手には格好の材料だが、エアコンの熱交換器に使われているように、熱を極めて通しやすい特徴がある。 このため、せっかく2重窓にしてもこの部分から熱が大量に逃げ出してしまう。そういう理由もあって日本では2重窓の普及が遅れたとも言える。しかし、最近のエコ住宅への関心の高まりが、この分野の進化を促し始めた。 木製サッシの普及が始まったのだ。ここに木が使われるようになると、窓自体のさらなる進化も促す。窓を2重ではなく3重にしたり、ガラスとガラスの間に特殊なフィルムを入れたりして、徹底的に断熱効果を上げるようになってきた。 一方ではサッシの美しさに
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