タグ

2018年2月10日のブックマーク (5件)

  • 『キーチVS』と『愛と幻想のファシズム』と「ありのまま」

    『キーチVS』という漫画が素晴らしく面白いです。パラパラと読み飛ばしにくい、何故か読むのに時間のかかる漫画なのですが、一気に読んでしまいました。まだ六巻までしか出ていないのですが・・。 多くの人が指摘されているでしょうが、明らかに村上龍の『愛と幻想のファシズム』と相似的です。作者自身がおそらく意識しているでしょう。主人公二人に加え、実行部隊としての「クロマニヨン」ならぬ「波羅蜜多」と、かなりクロスオーバーする部分があります。 これはパクリとかそんなことを言っているのではなく、両方とも凄い作品で、尚且つ、おそらくはこの同一のテーマ系を描こうとしたら、ある程度似てくるのは仕方がないか、という面があります。またそれ以上に、『愛と幻想のファシズム』を意識したのなら、これからどんな展開を見せてくれるのか、期待で一杯なのです。 『愛と幻想のファシズム』は、前半と後半で非常に異なる展開を見せます。映像的

    『キーチVS』と『愛と幻想のファシズム』と「ありのまま」
    amamako
    amamako 2018/02/10
    “ありのままの自分が素晴らしいと言うのは、成長の否定、教育自体の否定です。これが恐ろしいことで、生まれたままの、ありのままがいいなら、貧乏やブサイクに生まれた奴は一生うだつがあがらない。”
  • Selamat ke RTP

    Sabar Yaaaa

    Selamat ke RTP
    amamako
    amamako 2018/02/10
    “90年代以降における若年雇用の流動化は、逸脱行為からの「卒業」の機会を若者たちから奪ってしまった”
  • ムービーウォッチメン 『STAND BY ME ドラえもん』

    140830

    ムービーウォッチメン 『STAND BY ME ドラえもん』
    amamako
    amamako 2018/02/10
    『STAND BY ME ドラえもん』から宇多丸氏が語るドラえもん論。すごい面白かった。ドラえもんには「別れを内包する開けた未来への成長」と「ずっと一緒にいる閉じた未来への円環」という矛盾する指向がある。
  • 新春特別対談:「踊る大捜査線」とは何だったのか【1/7】

    「踊る大捜査線」とは何だったのか 速水健朗×佐野亨 2012年――劇場版第4作『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』をもって、1997年のTVシリーズ開始から15年間続いた「踊る大捜査線」の幕が閉じられた。国民的大ヒット作とうたわれる一方で、厳しい批判の声も数多く聞かれたシリーズ。そんななかで筆者には、肯定的にせよ否定的にせよ、重要と思われるテーマ、キーワードが語り落とされているのでないかとの疑問があった。そこで今回は、ライター・編集者の速水健朗さんとともに、「踊る大捜査線」という作品が残した功と罪、その質について語り合った。(構成:佐野 亨) 「踊る大捜査線」のリアリティ 佐野 僕が速水さんと話をしてみたいと思ったのは、『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』の劇場公開が始まった直後に、速水さんがご自身のブログに書かれた感想を読んだからなんです(※1)

  • 記憶の重要性vs記録の罪〜『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(ネタバレ) - Commentarius Saevus

    『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を見た。 息もつかせぬアクションとか、テロの恐怖を利用してビッグ・ブラザーみたいな監視社会を作ろうとするS.H.I.E.L.D.にアメリカ社会への強烈な諷刺をこめた展開とか、そのへんはもう既にさんざん指摘されているからいいとして(こちらとか)、うちが面白いと思ったポイントとして、人間を人間たらしめるものは記憶だが、記録をとることは人間を非人間的にする、という矛盾がこの映画の中ではけっこうよく表現されているというとこがある。 キャプテン・アメリカ(キャップ)は常に高潔で人間らしくあろうとしている男である。キャプテンはそんなに難しいことには興味ないみたいだが、まだ反知性主義がはびこってない時代から来た人でもあり、自分が氷付けになってから復活するまでの空白の期間を埋めるため、いろいろポピュラーカルチャーに登場するものを中心に勉強をしようとしている。

    記憶の重要性vs記録の罪〜『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(ネタバレ) - Commentarius Saevus