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2018年5月5日のブックマーク (5件)

  • 雑記20180212 « SOUL for SALE

    1970年代〜80年代の哲学・思想の世界で「ポストモダン」という考え方が流行した。人々がそこから受け取ったのは「絶対のものなんてないんだ」という相対主義の考え方だった。人の見方はそれぞれ、価値観もそれぞれ、生き方もそれぞれ。だからそこにひとつの価値で介入するのはよくないよね、ということ。 社会学のいまの研究の基盤をつくった人たちの思想的背景には、おおむねこのポストモダンの思想がある。もともと相対主義と仲のいい価値観を有していた社会学にとっては、いまでもこういう見方は根強いし、「主流の見方に対して別の視点からものを言う」ことが、それだけで意義を持つという立場で社会学を考える人も多い。 ところで僕は社会学と並行して政治哲学の研究もしているのだけど、そちらの世界では90年代以後、ポストモダンの思想は扱われなくなりつつある。代わって登場するのは「価値観が人それぞれの社会を否定せずに、その人たちを結

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  • なぜラップがナショナリストたちのための音楽になったのか? 極右派と惹かれ合うラッパーたち

    ポーランド、クラクフ——中世にはポーランドの首都だったクラクフの街で、子供の頃のTadekはレコード屋でウータン・クランをはじめとするヒップホップ・アーティストのアルバムを漁っていた。 Tadek(名Tadeusz Polkowski)は、90年代にポーランドではまだ新しい輸入品だったラップと出会った。共産主義の統制により、1989年まで西側諸国のポップカルチャーに触れることはできなかったのだ。彼は16歳の時にニックネーム名義で自作の曲をレコーディングし始め、20代になってからは「The Hard Life of a Street Rapper」のような曲を作るギャングスタ・ラップスタイルに憧れるグループの一員として、国内で有名になった。 2017年、ポーランドの偉大な作家たちを称える伝統がある独立記念日に、Tadekが大統領官邸に招待されてパフォーマンスを披露した時には、主要メディアか

    なぜラップがナショナリストたちのための音楽になったのか? 極右派と惹かれ合うラッパーたち
  • なんでアニソンのラップ部分って辛いの?|shachi

    という素朴な疑問をぶつけられ、まず答えたのが 「えっ、良い曲ですよ」 無難過ぎる答えでした。 が、返ってきた返事は辛辣です。 「曲は良いのは判りますが、ラップ部分に入るとなんか背筋が寒くなるというか顔を背けたくなるんですよ」 背けたくなりますか……そうですか。 では、擁護(に、ならないかもしれませんが)解説をして少しでも聞けるようにほぐしていきましょう。 題材1 「曲と曲の間、1番と2番の間に入るラップ」 ちょいちょいあるパターンですね。英語が散らばっていて、日語も入っている「チェケラッ」って頑張っているパターンです。が、歌詞サイドから見るとかなり難しい部類になってます。 「HiHi 進め ReadyGo もっともっと」 なるほど。ラップの命である韻はほぼありませんし、言ってることはほぼ同一で勢いを積むようなそんな単語がならんでいます。そして発音もどうしてかわかりませんが(ええ、判りませ

    なんでアニソンのラップ部分って辛いの?|shachi
  • http://www.http451.net/issue/dns

    http://www.http451.net/issue/dns
    amamako
    amamako 2018/05/05
    BuzzFeed、ブロッキングについて解説する番組で西村ひろゆき氏と古市憲寿氏を呼ぶとか……ほんと真面目にやってくれないかなぁ。まだ少しは期待してた自分が恥ずかしくなる。
  • 菊池誠氏の「メルトダウンじゃないだす」発言は批判されるべきか擁護されるべきか

    藤田直哉@新刊『攻殻機動隊論』(作品社)12月24日発売。 @naoya_fujita ある人がおかしくなったのは、震災後の反原発派との戦いのせいだとする擁護を見た。まあ、たしかに、心労は相当あっただろうと思うよ。しかし、東日大震災の翌日に、メルトダウンはないという、事実と願望を混同し、願望で事実を歪める発言をしている以上、それでは説明が付かないよ。 2018-04-03 18:42:15

    菊池誠氏の「メルトダウンじゃないだす」発言は批判されるべきか擁護されるべきか