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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (59)

  • 恐らく不法滞在外国人の大家、山本一郎が憂う入管法改正騒動と野党内の内ゲバ 人口減少が進む日本において外国人が働きたいと思う社会をどう設計するか問題 | JBpress (ジェイビープレス)

    (山一郎:投資家、作家) 中国人街となった私のアパート周辺 以前の記事「アパート大家の山一郎が見た、安物件に集うコロナ下の人生模様」でも書いたように、私は都内に物件をいくつか保有しており、様々な方にお貸ししています。その中には、不法滞在が疑われる外国人の一家や、その支援者の皆さんもいました。 【関連記事】 ◎アパート大家の山一郎が見た、安物件に集うコロナ下の人生模様 もっとも、お貸しした当時はそのご家族も適法に入国され働いていましたし、国内でも支援団体の保護がありましたので、入居の際は適法であったと思っています。今でも、複数の外国人ご家族が入居されていて、家賃の滞納もあまりなく、穏やかにお付き合いさせていただいています。 善意で「何かどうしようもなく困った時は電話ください」と言ったら割とガンガン電話が来るのが難点ではありますが……。 詳細は省きますが、外国人が日で物件を借りるのはな

    恐らく不法滞在外国人の大家、山本一郎が憂う入管法改正騒動と野党内の内ゲバ 人口減少が進む日本において外国人が働きたいと思う社会をどう設計するか問題 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 小林一茶、並外れた「性」への執着、おらが春 女郎通い、生活苦、骨肉の争い・・・作風に似合わぬ生き様 | JBpress (ジェイビープレス)

    若い時、頻繁に女郎通いをしていた一茶は52歳にして初めてを迎えた。その夜の交合は『七番日記』に記録されている 【記事は「プレミアム会員」限定記事ですが、特別無料公開中です。プレミアム会員にご登録いただくとJBpressのほぼすべての過去記事をお読みいただけます。この機会にぜひご登録ください。】 小林一茶は松尾芭蕉、与謝蕪村と並ぶ江戸時代を代表する俳人である。 名月を取てくれろとなく子哉 やせ蛙負けるな一茶これにあり 目出度(めでた)さも中位也(ちゅうくらいなり)おらが春 こうした句がよく知られるが、江戸での奉公生活や、その後の安定しない俳諧行脚の生活など、自身の肌身に感じた生活の苦労、人生の矛盾、貧しさにあえぐ人々の日常の姿を投影した句も多い。 庶民らしい親しみのある優しい表現で、目に映る、人・小動物・昆虫など、小さいもの、弱いものを好み、それを自分自身に置き換えて表現し、それまでの俳

    小林一茶、並外れた「性」への執着、おらが春 女郎通い、生活苦、骨肉の争い・・・作風に似合わぬ生き様 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 「性の愉楽が一番の歓び」、近代国家を築いた伊藤博文の素顔  「性」を治むる者は「政」をも治むる者なり | JBpress (ジェイビープレス)

    「パートナーには平均的以上の知能レベルを求める」 「ただのデートの相手には平均的なレベルを求める」 「セックスだけ、つまり体だけの関係であれば、知的レベルでは低い相手でもかまわない」 「一度限りの関係であればさらに知能や知的レベルは求めない」との報告がある。 だが、人が異性に対して愛情を抱く時、こうしたことは当てはまらない場合が多いものである。 伊藤博文(1841-1909)は44歳で初代内閣総理大臣を務め、明治憲法の草案や内閣制度の導入など近代日の基盤をつくった。 農民の子として生まれたが、父が長州藩の足軽伊藤家に養子に入ったことで下級武士の身分を得る。 16歳の時、吉田松陰主宰の松下村塾に入門。高杉晋作らとともに学ぶ。尊王攘夷運動に参加する。 攘夷運動の志士たちの間では女遊びが盛んであった。 幕末には藩からの命令で井上馨らと英国に留学。伊藤の任務は英国の産業革命後、人口爆発で世界最大

    「性の愉楽が一番の歓び」、近代国家を築いた伊藤博文の素顔  「性」を治むる者は「政」をも治むる者なり | JBpress (ジェイビープレス)
  • ドラクロワの「筆致」を読み解く アートの読み方(第4回) | JBpress autograph

    製作年 1827年 種類 画布、油彩 寸法 392 cm × 496 cm 所蔵 ルーブル美術館、パリ ロマン派絵画の代表的な作品。英国の作家・詩人、バイロンの作品『サルダナパロス』に着想を得て、古代ギリシアの王、サルダナパロスの最期の場面を描いている。ドラクロワの描くサルダナパロスは、反乱にあって自らの死が確定すると、城に火を放ち、数々の宝飾品を破壊し、馬と女は殺し、それをベッドに横たわって無表情にながめている、狂気的な王。サルダナパロスがどういう人物だったのか、その最期がいかなるものだったかは詳しくわかっておらず、バイロンのサルダナパロスの物語にはこのようなシーンがないため、この絵画を見る上では、背景の知識はあまり役に立たない。混沌とした色彩、バランスの崩れた構図、遠近法の無視、不道徳な光景、異国趣味、など、古典派の絵画とはまるでちがった絵画として議論をよんだ問題作 そんな昔のことはわ

    ドラクロワの「筆致」を読み解く アートの読み方(第4回) | JBpress autograph
  • 元紅衛兵たちの懺悔 文革とは何だったのか?(1)~中国株式会社の研究(239) | JBpress (ジェイビープレス)

    先週の環球時報英語版に感慨深い記事を見つけた。皆さんは1966~76年に中国全土で吹き荒れた文化大革命の悲劇を覚えているだろうか。毛沢東に忠誠を誓った10代の紅衛兵たちが手当たり次第に教師や知識人を集団で吊るし上げ暴行・殺害を繰り返した、「文革」である。 あれから50年近くの歳月が流れた。現在紅衛兵の多くは60代後半となり、人生の黄昏を迎えている。その元紅衛兵たちが、文革中に犯した様々な悪行について、しかも公の場で次々と謝罪し始めたというのだから、心底驚いた。謝罪は心なのか、それとも、中国お得意の新たな政治運動が再び始まったのか。(文中敬称略) 報道によれば、1966年当時女子高生で紅衛兵運動のリーダーの1人だった宋彬彬が1月12日北京で文革を反省する会合を開き謝罪したという。彼女を含む約20人の元紅衛兵が北京師範大学付属高校に集まり、当時の副校長の銅像の前で涙を流して懺悔したのだそうだ

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  • ナゴルノ・カラバフ紛争総括 アゼルバイジャンはなぜ中途半端な停戦に応じたのか? | JBpress (ジェイビープレス)

    プロローグ ナゴルノ・カラバフ紛争停戦合意 筆者は誌JBPressに今年9月30日、アゼルバイジャン共和国とアルメニア共和国間の「ナゴルノ・カラバフ紛争再燃(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62306)」を、10月8日に「ナゴルノ・カラバフ紛争激化(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62429)」と題するリポートを発表しました。 現地での戦闘開始は2020年9月27日朝5時前後。 双方が双方を「相手国から最初に攻撃を受けた」と非難しており真相は藪の中ですが、筆者は状況から判断して、今回はアゼルバイジャン軍がトルコ軍事顧問団の支援を受けて、満を持して侵攻開始したものと推測しております。 筆者は従来のナゴルノ・カラバフ紛争に鑑み、長くても1~2週間で停戦合意に達するものと予測していましたが、過去3回の停戦合

    ナゴルノ・カラバフ紛争総括 アゼルバイジャンはなぜ中途半端な停戦に応じたのか? | JBpress (ジェイビープレス)
  • 日本の「凡庸な漢籍」ゲットで習近平が大喜びの理由 文化財流出ではなく粋な対中外交だった細川コレクション寄贈 | JBpress (ジェイビープレス)

    6月26日、元大名の細川家にまつわる文化財を保管する永青文庫所蔵の漢籍が、中国国家図書館に寄贈されたことが発表された。同日に北京市内で挙行された記念式典には、日中平和友好条約締結40周年を記念する意味もあって、永青文庫理事長で元総理の細川護煕氏、中国文化旅行部長(大臣に相当)の雒樹剛氏、程永華中国駐日大使、横井裕日中国大使ら、そうそうたる顔ぶれが出席した。 だが、肥後細川藩54万石の名家に伝わる漢籍の寄贈について、ネット上では「保守派」の人たちを中心に反発の声も上がっている。いわく、これは文化財流出ではないのか、先祖から伝わった宝物を勝手に手放すな、媚中外交は許すまじ云々・・・、というわけだ。一部の保守系言論人からも、ツイッター上などで疑義を呈する声が上がっている。

    日本の「凡庸な漢籍」ゲットで習近平が大喜びの理由 文化財流出ではなく粋な対中外交だった細川コレクション寄贈 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 金・銀・プラチナは宇宙のどこからやってきた? センター試験の問題を一瞬にして時代遅れにしたまさかの出来事 | JBpress (ジェイビープレス)

    中性子星どうしが衝突・合体する様子のイメージ図。鉄より重い元素は、中性子星の衝突・合体によって生成された可能性がある。 Image by University of Warwick/Mark Garlick, under CC BY 4.0. 世間では、受験も最終フェーズに突入です。2018年1月13~14日には、恒例・大学入試センター試験が行われました。その問題が難問だとか悪問だとか、あれこれ批評されるのもまた恒例です。問題作成関係者は大変気を配って作成しますが、褒められることは滅多にありません。 今年度は「地学 第6問 A」が天文・宇宙物理の業界に波紋を広げました。天文・宇宙物理研究者にとって、いったいその問題のどこが「問題」だったのでしょうか。 実はその問題、2017年8月17日12時41分04秒(協定世界時)までは、全く「問題」なかったのですが、この時刻に地球に到来した重力波が、元

    金・銀・プラチナは宇宙のどこからやってきた? センター試験の問題を一瞬にして時代遅れにしたまさかの出来事 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 「タイで優雅な年金生活」の夢が破綻、大惨事も 物価高騰のバンコクからチェンマイ、チェンライへ、しかし・・・ | JBpress (ジェイビープレス)

    タイ・バンコクの屋台で料理する男性(2017年4月17日撮影)。(c)AFP/LILLIAN SUWANRUMPHA  〔AFPBB News〕 今年末までに、衛生と秩序の両面から、バンコク首都圏庁(BMA)がバンコクの主要な道路からべ物などを販売する露天商を退去させると発表した。 「タイ文化が消える」と世界の旅行者に衝撃を与えているが、中でもショックを隠し切れないのは日からタイに移住してきた貧困に喘ぐ日人年金生活の高齢者だ。 東南アジアは日人高齢者の移住先として人気だが、中でも世界的な観光地としても知られるタイは「イスラム教国で、シンガポールに次ぎ物価の高いマレーシアや、治安の悪いフィリピンに比べ、日と同じ、仏教国という意味でも根強い人気がある」(大手旅行会社関係者)という。 優雅な年金生活を夢見たものの・・・ 物価が安く、日から近く、さらに一年中温暖な気候に恵まれ、日

  • 原爆はなぜ長崎に投下されたのか 長崎における被爆体験と対核防護の勧め | JBpress (ジェイビープレス)

    家族の中で母と私は、爆心地から1500メートル地点で場所を異にして被爆し、私が最も重傷を負った。家族は、皆心身ともに傷を負ったものの幸運にも全員命拾いした。しかし現在は、長崎で同時に被爆した両親も姉も兄もこの世にはいない。 一緒に遊んで被爆した友人の母親は、浦上川で洗濯中に被爆し、黒焦げの遺体が川で発見された。亡くなって10数年後に知った、年下の親友も3年後に帰らぬ人となった。友人の死を知った後、私は、8月9日11時2分に毎年黙祷を捧げている。被爆時、私は10歳だった。 二度と起きてはならない原子爆弾の被害、米ソ両国の核開発はエスカレートし米ソの核競争は激化して、巨大な戦略兵器と言われる水素爆弾の実験へと進み、ビキニ環礁でのマグロ漁船「第五福竜丸」の被爆となった。 私は、大学を卒業して、自衛隊の幹部候補生学校を受験し、化学職種を選んだ。長崎の被爆者がなぜ自衛隊にと高校、大学の友人に質問を受

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  • ウォルト・ディズニーの狂気~歪みが生み出す完全なる世界 | JBpress (ジェイビープレス)

    『心が叫びたがってるんだ。』という映画を観た。過去のトラウマから喋れなくなった女の子を中心に、高校での人間関係を描く青春ストーリーだ。境遇はまるで違うが、その喋れない女の子のことが自分と重って、僕にとっては非常にグッとくる映画だった。 その少女のような、分かりやすいいびつさは、当然視界に入りやすい。しかし、ごくごく普通に見える人間の中にも、いびつさは存在する。この映画に登場する「ごくごく普通」をまさに体現するような少年が、こんな風に語る場面がある。 「喋りはするけど、思ったこととか音とか、そういうことを言わないクセがついちゃってた。そのうち自分には、当に言いたいことなんてないんじゃないかって、そんな風に思えてきた」 僕らは常にいびつなモンスターになる可能性を持っている。見えやすいか見えにくいかの違いがあるだけだ。いびつなモンスターを主人公にした3作品をどうぞ。

    ウォルト・ディズニーの狂気~歪みが生み出す完全なる世界 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 『聖徳太子絵伝』から『源氏』の時代の装束がわかる? 物語を立体的に捉える面白さ―國學院大學秋澤教授の特別講義へようこそ! | JBpress (ジェイビープレス)

    平安時代中期に紫式部が著した『源氏物語』は、70余年にわたる期間の架空の出来事を丁寧に描き、400文字原稿用紙にすると2500枚近くに及ぶ古代長編小説の逸品だ。物語としての面白さ、心理描写の巧みさから『日古典文学史上最高傑作』と評される。 つまり、日人が誇るべき文学作品のはずだが…多くの日人は高校の古文の教科書で勉強したほんの一場面が遠い記憶の彼方にある程度で、稀代の色男・光源氏が夜な夜な女性のもとに通う物語という程度の知識しかない。

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  • 平和憲法は真っ赤な嘘、日本国憲法の恐るべき正体 日本の共産国化を狙い、党傘下の軍隊保持すら可能 | JBpress (ジェイビープレス)

    文中敬称略 今年ももうすぐ、「憲法記念日」がめぐってくる。今なお日には、現行「日国憲法」を「平和憲法」として称揚する護憲勢力が数多く残存する。 しかし彼らは、現憲法を礼賛する前に、現憲法の正体が何であるかを、歴史的事実に基づき承知し、そのうえで、当に「平和憲法」なのか、日の国家と国民を守ることにできる憲法なのかを自省すべきであろう。 改憲派の人々も、現行憲法を基礎として改憲に取組むことの問題点を、しっかりと認識すべきである。 国家を解体し社会主義化を実現するための対日謀略文書 以下の事実は、戦後60年以上を経過して公開された戦時中の米機密文書に基づき、近年明らかとなったものである。細部は、田中英道『戦後日を狂わせたOSS日計画―二段階革命理論と憲法』(展転社、平成23年)を参照。 (1)現行日国憲法の根底にあるのはフランクフルト学派の二段階革命思想 現行日国憲法の諸原則は、

    平和憲法は真っ赤な嘘、日本国憲法の恐るべき正体 日本の共産国化を狙い、党傘下の軍隊保持すら可能 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 香港はもう2度と元に戻らない 民主主義を求める切なる願い、政治的に不安定な時代が到来:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年10月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 学生と香港政府の掛け金の高いポーカーゲームがありがたいことに流血沙汰もなく終わりに近づく中、民主派デモが香港にどんな長期的インパクトを与えるか考えるのも早すぎはしないだろう。 まず結論から述べるなら、この戦いの結末はあらかじめ決まっていた。香港は「真の」民主主義を採用すべきだとする学生たちの中核的な要求は、最初から通る見込みがなかった。 胴元が必ず勝ついかさまポーカー 北京は8月末に中央政府としての決定を言い渡し、香港の選挙規則に厳しい制限を設けていた。そのため、北京が学生たちの要求に屈することは、まず考えられなかった。 もしこれがポーカーゲームなら、それはいかさまだった。胴元が常に勝つのだ。 確かに、梁振英行政長官が率いる香港政府と民主派の活動家の「交渉」がこれから行われる。だが、香港の当局に交渉できる余地はほとんどない。 出され

    香港はもう2度と元に戻らない 民主主義を求める切なる願い、政治的に不安定な時代が到来:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 女性都議に飛ばされた野次が考えさせた問題点 原点には米国製憲法の「家族」破壊がある | JBpress (ジェイビープレス)

    アベノミクスは正念場を迎えている。成功するためには女性の社会進出と少子化対策、更には地方の活性化が欠かせない。そうした中で、出産や不妊に悩む女性のサポートを訴える質問に立っていた女性都議を悲しませる野次事案(6月18日)が発生した。 その後は題追求どころか、該都議自身のかつての野次や都議選などが問題視されるサイドストーリーに発展した。他方で野々村竜太郎兵庫県議の政務活動費問題が発覚するなど、いよいよ都議提議の題は霞んでしまった。 しかし、少子化は国家の存亡と共に地方自治体の消滅にも関わり、安全保障にも直結する問題であるので、時期を失した感があるが敢えて小論を提示する次第である。 活性化のはずが、国家を衰退させる皮肉 卵が先かニワトリが先かの議論と同じで、出産・子育てサポートができなければ安心して産めないと言う人もあれば、産めばサポートも充実してくると見る人もある。 地方では低年齢での結

    女性都議に飛ばされた野次が考えさせた問題点 原点には米国製憲法の「家族」破壊がある | JBpress (ジェイビープレス)
  • ベル研の先例に学べない理研の腐った組織 STAP細胞の正体が明らかになった今、組織防衛は世界の恥さらしに | JBpress (ジェイビープレス)

    皆さん、今の時期はたぶん、日の科学研究関連の史上稀な見世物がメディア上で確認できる貴重なタイミングと思います。どうぞ見逃さず、よく目を凝らして真実を見通されることをお勧めします。7月7日の東京大学哲学熟議でも、その時点での進捗をもとに一切値引きのない議論を予定しています。 実のところ、メディアでは、例えば日経サイエンスのような一般紙が、きわめて明快に「STAP細胞の正体」を解説しています。 今や何が起きていたかは明らかで、その舞台裏の詳細が見えている。 例えて言うなら「わたしは空中浮揚ができる」と称する「尊師」が登場してマスコミの耳目を集めた後、実はそれがロープで吊って目の錯覚でごまかした舞台裏がすべてバレている状況と考えればよいでしょう。 ここまでネタばれしているところで、 「いや、まだ断言はできない」と言う人は、いったいどういう底意があって発言行動しているか? さらに、「いや、もう一

    ベル研の先例に学べない理研の腐った組織 STAP細胞の正体が明らかになった今、組織防衛は世界の恥さらしに | JBpress (ジェイビープレス)
  • STAP細胞の存在がまだ気になる人への警鐘 科学リテラシーの低さがとんでもない犯罪を招く危険性がある | JBpress (ジェイビープレス)

    STAP細胞の元論文すべての撤回が決まってから、世の中にこの騒動に関してまともなコメントをする記事が増え、不幸中の幸いと思っています。 1つ理解できるのは、特にバイオの研究に直接関わっている皆さんにとっては、デリケートな事情が多く不用意な発言がしにくいこと。いまや論文が全撤回されたことで、この種のブレーキはほとんど存在しなくなったと言っていいでしょう。 今回の問題は、決して珍しい話ではなく、構造要因を放置すればいくらでも繰り返されかねない問題であることは、どれだけ強調してもし過ぎることがありません。 7月7日(月) 夕方17:30から、東京大学文学部第一大教室(郷キャンパス法文2号館)で哲学熟議「研究倫理と生命倫理・・・STAP細胞問題に端を発して」を開きます。お申し込みは、建物の安全管理上、お名前と確認できるメールアドレスを明記の上gakugeifu@yahoo.co.jpまで、メール

    STAP細胞の存在がまだ気になる人への警鐘 科学リテラシーの低さがとんでもない犯罪を招く危険性がある | JBpress (ジェイビープレス)
  • 薬物使用で優良な作品ができる、は真っ赤なウソ ASKAの楽曲を分析すれば、ヒット曲にその痕跡は全くない | JBpress (ジェイビープレス)

    来ならASKAの話題は1回にしてSTAP細胞関連で発表されたおかしな文書など従前のテーマに戻ろうと思っていたのですが、前回のコラムに対して看過できないSNSの書き込みを目にしました。 「全然違う。薬物を使えば普通に良い作品が生まれます。それはドーピングすれば足が速くなるのと同じ。この人は音楽のことは分かっていても芸術のことは分かっていないようですね」 これ典型的な、売人が伸び悩むアーチストを騙す手口で、こんなものがネット上に出てしまうのなら、徹底して滅菌消毒しておかねばと考えを変え、編集部と相談して取り急ぎこの原稿を準備しました。 もちろん私も30年来芸術音楽仕事をしていますので、様々なケースを身近で知っています。例えば生前いくつか接点があり、没後に遺作「OCEAN」の初演に私も参加した米国のアーチスト、ジョン・ケージは、摂取すると特異な意識状態になるキノコ類にいろいろな意味で詳しい人

    薬物使用で優良な作品ができる、は真っ赤なウソ ASKAの楽曲を分析すれば、ヒット曲にその痕跡は全くない | JBpress (ジェイビープレス)
    amanoiwato
    amanoiwato 2014/05/29
    当たり前の正論を言っているだけなのに賛同や共感を得られにくいのは、やはり論拠の弱さや論理構成の荒さと強引さ、そしてやたらにじみ出てくる特権意識とポップカルチャーに対する軽侮などが鼻につくからか。
  • STAP細胞の証拠とされた落書きに日本を憂う 早稲田大学は大学の地位を保てるのか・・・ | JBpress (ジェイビープレス)

    5月5日の子供の日、東京大学郷キャンパスで「哲学熟議」第2回「アンネの日記と戦後倫理」を開催しました。 連休中でもあり、少人数でこじんまりと、と思っていたのですが、JBpress、東京新聞の告知なども功を奏し、満場の参加者で熱のこもった議論が展開されました。 この連載でもお伝えしてきた通り、私は一芸術音楽家としてこの問題に答えるべく、駐日オランダ大使館、アムステルダムのアンネ・フランク・ハウスをはじめとする諸機関と協力のもと、アンネのテキストによる音楽劇場作品に着手することになりました。こうした国際プロジェクトのご報告も随時していきたいと思っています。 私たちのプラザファウンデーション・東京アートミュージアム(東京都調布市仙川町)では、これと併せて『隣人』現代イスラエル写真展を開催しています。ユダヤ系、パレスチナ系双方のイスラエル人作家による、中東の平和的共生を希求するアート展示は、現下

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  • 政略結婚で結ばれたロシアとドイツ ドイツの対ロ感情の裏にある姫君たちの歴史 | JBpress (ジェイビープレス)

    ドイツが帝国としてまとまったのは1871年のことで、それまではプロイセン、バイエルンなど、多くの領邦が群雄割拠していた。各領邦は皆それぞれロシアと微妙な関係を保っており、ロマノフ王朝300年の歴史のあいだ、多くの婚姻関係が成立している。 私の住むシュトゥットガルト地方は、ヴュルテンベルク国といって、南ドイツのかなり力のある国であったが、このヴュルテンベルク国とロシアのロマノフ王朝の間にも、5人のお姫様が行ったり来たりした。 ドイツからロシアへ、ロシアからドイツへ嫁いだ姫たち その5人のお姫様の生涯を取り上げた展覧会が、シュトゥットガルトの州立博物館で、去年の10月より3月23日まで開かれていた。もちろん、展覧会の開催にはロシア政府の協力が大きかったようで、ロマノフ王朝にちなんだ宝物がこれほどたくさんロシアから外国に出たのは初めてだったという。

    政略結婚で結ばれたロシアとドイツ ドイツの対ロ感情の裏にある姫君たちの歴史 | JBpress (ジェイビープレス)