「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 【17/10/19 ゆきんこ 思春期の糖質制限 コメント失礼します。8月の大阪での講演会も参加させていただきました。参加のきっかけが、娘が中学から不登校になり色々な病院や相談できる機関には全て相談したのですが、ほぼ寝たきりになってしまいました。重度の起立性低血圧と診断はされましたが昼に起きても学校に行くどころか3時間もすればまた寝てる。たまに調子のいい日は夜に学校に行く。というのを繰り返してました。児童精神科にも有名な大学病院や思春期外来の有名な先生の所まで連れて行きましたが元気がないのと思春期の鬱は別です。お嬢さんは鬱ではなく起立性低血圧と何かなぁ!頭痛の時の薬がきつかったから脳にインパクトを与えてしまって、寝てばかりなんでしょう。や、理由のない不登校ですね。等よくわからない診断と
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 インフルエンザが流行しています。 インフルエンザに関して、ブログ読者の皆さんを始め、日本中の人に知っておいて欲しいことがあります。 それはインフルエンザ罹患のとき、使ってもいい解熱剤はアセトアミノフェンだけということです。 商品名はカロナール、コカール、アンヒバなどです。 それ以外の、ロキソニン、ボルタレン、ポンタール、インダシン、アスピリン・・・これらの一般的なNSAIDSは、脳症のリスクがあるので全て使用してはいけません。 より正確には、ウィルス、細菌、原虫などの感染症が存在しての発熱には、NSAIDsは使用してはいけないということです。 また、この薬は、プロスタグランジンという物質の産生を抑えるために、腎臓への血液の流れが悪くなり、急性腎不全を起こすことがあります
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 精神科医師Aさんから、SGLT2阻害薬とケトン体に関する論文の情報を頂きました。 ありがとうございます。 SGLT2阻害薬は、尿中に血中のブドウ糖を排泄させる薬です。 SGLT2阻害薬投与で健常人のデータでは、毎日50~60gのブドウ糖が尿から排泄されます。 2型糖尿人のデータでは、毎日71~93gのブドウ糖が尿から排泄されます。 当初、私は「糖毒解除など短期的使用には切れ味がよく有用な薬であるが、体重減少効果が半年でなくなるので、基礎代謝が低下していく可能性があり、長期投与は好ましくないのではないか」という懸念を表明してきましたが、この1年、評価が良い方に大きく変化しました。。 2015年11月に、ニューイングランド・ジャーナルにSGLT2阻害薬の研究結果が掲載されま
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 米国の医学雑誌・代謝(Metabolism)に、2016年3月、興味深い論文が掲載されました。 『糖質制限食は、ウルトラマラソンやトライアスロンにおいて普通の高糖質食と比べて、遜色なし』 という内容です。 普段から (A)<炭水化物:たんぱく質:脂質 = 10:19:70>の糖質制限食を食べている10人 (B)<炭水化物:たんぱく質:脂質 = 59:14:25>の高炭水化物食を食べている10人 いずれの群もエリートランナーです。 (A)(B)群を比較したところ、糖質制限群(A)は、(B)群と比較して、運動中のエネルギー源として脂肪酸化の利用が極めて高率でした。 一方、筋肉のグリコーゲン利用と充満のパターンは、運動中も3時間のランニング後も、(A)(B)群で同様でした。
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 2014年09月05日 (金)の本ブログ記事 「SGLT2阻害薬、副作用多発。対象例は、絞るべき。」 http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3095.html で書きましたように、 もともと、SGLT2阻害薬は、比較的若い(40代、50代くらいまで)糖尿病患者で、肥満傾向のある人が対象です。 さらに、SU剤など低血糖を生じやすい薬は内服していなくて、他剤はなしか、せいぜい、1~2種類程度の薬までで、しっかり水分補給する意味を理解できる人まで絞って投与する必要がある薬と思います。 このように絞って、投与したならば、「重症低血糖、ケトアシドーシス、脳梗塞」はまず生じないと思うので、逆に言えばかなり安易に使われた可能性が高いのです
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 朝日新聞の医療サイト apital http://apital.asahi.com/article/story/2013122200003.html に、 妊娠糖尿病に対する誤解と食事療法 と題して、宋美玄 (ソン・ミヒョン)医師が、投稿されて糖質制限食の批判もしておられます。 精神科医師Aさんから情報をいただきました。 ありがとうございます。 「妊娠糖尿病と糖質制限食」とても大切なテーマなので、 宋美玄 (ソン・ミヒョン)医師の誤解を解いておきます。 宋先生、本ブログをもし見ていただいて、ケトン体に対する誤解が解けましたら是非正しい情報を、発信していただけば幸いです。 宋先生は気鋭の産婦人科医であり、ベストセラー『女医が教える本当に気持ちいいセックス』の著者でもあり、
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 昨日に続いて、第24回日本疫学会学術総会での報告です。 「糖質制限食の安全性にエビデンス」 というタイトルで、ウェブ版のメディカル・トリビューンに掲載されました。 NIPPON DATA 80の29年間の追跡結果データを検討したもので、発表者の中村保幸先生は、私の京大医学部の同級生です。 9200人を29年間追跡して、 第1分位:糖質を一番摂取している群:糖質摂取比率は総摂取エネルギーの72.7% 第2分位~第9分位 第10分位:糖質制限を一番している群:糖質摂取比率は総摂取エネルギーの51.5% 糖質を一番摂取している群から順番に一番摂取してない群まで10群に分けて検討です。 その結果、 第10分位(糖質摂取比率51.5%)のグループは、第1分位(糖質摂取比率72.7
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 一般社団法人日本糖質制限医療推進協会 協賛イベント 主催 レストランバルカドーロ 鍋倉シェフご夫妻 糖質セイゲニストin宮崎 講演会 「カロリー制限から糖質制限へ」 『宮崎一般向け講演会』 2014年02月23日 (日)12:00~16:00 100名超の参加者で大盛況でした。 本ブログの記事を見て参加された方も多数おられたそうで、ありがとうございました。 m(_ _)m 「バルカドーロ」特製の低糖質なお弁当をまずはいただいて、腹ごしらえしてから講演会開始でした。 チキンガランティーヌ、スナックエンドウ・青菜のソテー、大根のブイヨン煮、 チョウザメの香草焼き、しらたきのペペロンチーノ、キクイモのグラタン、 キーマカレー、豆腐ライス、カプレーゼ、タコのアラビアータ、 もや
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは。 週刊現代(2月15日)の記事は、根拠なしの暴論です。 webサイトにまた載ったようですね。 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38359 糖質制限でたんぱく質が消費されすぎて筋力の低下や骨粗しょう症の危険があるなどの記事です。 私はすでに、2002年以来、12年間スーパー糖質制限食ですが、元気です。 糖質制限食で、筋力低下や骨粗鬆症を生じるというエビデンスは存在しません。 一医師が、持論を展開するのは勝手ですが、根拠となる論文も何も存在しないのですから週刊現代の記事は単なる憶測に過ぎないということです。 根拠のない憶測・暴論を検証もせず取り上げる週刊現代の姿勢には、憤りを覚えます。 <糖質制限食と世界の動向> 米国糖尿病学会は、20
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 スーグラ(SGLT2阻害薬)が、厚労省の薬食審医薬品第一部会において、2014年1月17日に認可されました。薬価収載は、2014年4月の予定です。 精神科医師Aさん、情報をありがとうございます。 SGLT2阻害薬に関しては、以前精神科医師Aさんから、京大の稲垣先生が日経メディカルに解説しておられた記事をコメントいただきました。よくまとまっているので、一部転載します。(☆) SGLT2阻害薬は、ブドウ糖を尿から排泄させるという全く新しい機序の薬品なので、発想はとても面白いと思います。 有効性に関するデータを見ると、SGLT2阻害薬を12~26週間にわたり単独投与すると、HbA1c値はベースラインから最大1.2%程度まで低下。 空腹時血糖値は30~40mg/dL、食後2時間
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは 2014年1月12日の本ブログで 「胎児・新生児のケトン体は基準値より高値。ケトン体の安全性の証明。」 という記事をかきました。 この記事で、ケトン体と記載していたのは、正確にはβヒドロキシ酪酸であり、基準値は76μmol/L以下です。 今日は、正確な記載の校正と追加です。 2014年1月12日(日) 第17回日本病態栄養学会年次学術集会(大阪国際会議場)で、宗田哲男先生が、世界初の画期的な研究成果を発表されました。 人工流産胎児(58検体)の絨毛の組織間液のβヒドロキシ酪酸値の測定です。 何と平均1730μmol/Lとかなりの高値です。 成人の基準値は76μmol/L以下なのですが、胎児の絨毛間液においては、1730μmol/Lていどが、基準値ということになります。 糖
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 らこさんから、糖尿病食事療法の変遷について、コメント・質問をいただきましたので、米国糖尿病学会の最新の情報も含めて、歴史的に検討してみます。 <米国糖尿病食事療法の変遷> 1900年代初期までは米国では糖尿病食としては、糖質制限食が主流でした。 それも、ほぼスーパー糖質制限食です。 おそらくヨーロッパでも同様であった思われます。 カルピンチョ先生のブログに 『「糖質摂取を制限して、膵を庇護しようという」発想がNaunynにより提唱されて (1898)、尿糖をチェックして、無糖尿になるまで糖質を制限する低糖質食となったのです。』 とありました。 カルピンチョ先生ありがとうございます。m(_ _)m この頃すでに、食後血糖値を上昇させるのは、3大栄養素のなかで主として糖質で
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