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2010年1月3日のブックマーク (3件)

  • 「次世代スパコン・プロジェクト」が復活しそうなワケ

    予算仕分けにおいて「次世代スパコン・プロジェクトの来年度の予算計上は、見送りに限りなく近い縮減」という評価が下され、そのことが大きな議論を呼んだ(関連記事)。それを受け菅科学技術担当大臣は、スパコンを含む科学技術政策の事業仕分け調査評価結果について見直すと発言した。 11月23日付読売新聞朝刊の1面トップ記事には、『スパコン「凍結」せず…菅戦略相、仕分け見直し』『菅副総理・国家戦略相は22日、政府の行政刷新会議(議長・鳩山首相)の「事業仕分け」で「事実上の凍結」とされた次世代スーパーコンピューター(スパコン)開発予算について、判定を見直す考えを表明した』とある。 先週、菅大臣と会う機会があったが、その時にこの件について議論した。菅大臣のところにもこの評価結果については色々と意見が来ているとのことだったので、こうした意見を踏まえて考慮し、この発言になったのだと思う。 分かれた意見 スパコンに

    「次世代スパコン・プロジェクト」が復活しそうなワケ
    dombly
    dombly 2010/01/03
    『応用、さらには事業化という視点が欠けていたのではないかということを、再検討すべき好機』
  • 「ジレンマ」に「反発」する中国人

    先日のコラム「新興国市場戦略のジレンマ」を当サイトの中国語版である技術在線!に掲載したところ、40件以上のコメントをもらった。筆者のコラムでこれほど多くの中国人読者の方々から反応があったのは初めてのことだ。そしてその多くは批判や反論であった。なぜ、中国人読者はこのコラムに反発するのだろうか。技術在線!編集部に和訳してもらったので、その一部を紹介しながら考えてみたい。 最も多かったコメントは、「ジレンマ」という考え方そのものへの反感である。ここで言う「ジレンマ」とは、日メーカーが日市場向けに高品質・高価格なものを造るほど、中国市場向けに低品質・低価格なものを造る「力」が弱まる、といった傾向を指した言葉である。これを中国人読者の方々は、「日市場=高品質」vs「中国市場=低品質」という対立軸を想定して、傲慢だと見ているようだ。例えば、こんなコメントを頂いた。 ■この記事は、(日人の)過剰

    「ジレンマ」に「反発」する中国人
  • 新興国市場戦略のジレンマ

    市場向けに開発された技術や製品が新興国市場では売れない---。「ガラパゴス化現象」とも言われたりするが、特に中国やインドなどの新興国市場で日メーカーの技術や製品が過剰技術または過剰品質であることから顧客から受け入れられない点が問題になっている。こうした現象はクレイトン・クリステンセン教授が指摘する「イノベーターのジレンマ」(注:日版タイトル『イノベーションのジレンマ』参照)と同類であり、「新興国市場戦略のジレンマ」とでも呼ぶべきものである、という議論がある(東京大学ものづくり経営研究センターのディスカッションペーパー)。 「イノベーターのジレンマ」とは、ある製品分野でリーダーとなった企業は、その製品分野の既存の大手顧客の要望に忠実に応えているうちに、新規顧客の要望を見逃してしまうという「法則」である。クリステンセンは、HDD産業を例にとって、HDD企業のリーダー企業がなぜ交代したの

    新興国市場戦略のジレンマ
    dombly
    dombly 2010/01/03