鉄道の日の14日、北海道函館市では路面電車の運転体験会が行われました。 14日は市内近郊をはじめ、東京や千葉、埼玉などから29人が参加しました。 はじめに、普段は入ることができない車庫で竹のブラシで雪を払いのけるササラ電車などを見学し、担当者から「古い車両を長く使うために、製造されていない部品を職員が手作りして運行している」ことなど説明を受けました。 このあと実際に電車の運転を体験しました。 参加者の半数近くがこの体験会に以前も参加したことがあるということで、さっそくアクセルやブレーキを操作し、およそ100メートルのコースを運転していました。 市内から夫婦で参加した36歳の男性は、「ブレーキの感覚が難しかったです。運転士がふだん難しい操作をしていたんだと感じました」と話していました。