Image credit: NASA ジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所(APL)と米航空宇宙局(NASA)は現地時間7月14日、冥王星系のフライバイ(接近・通過)を実施した探査機「ニュー・ホライズンズ」から、フライバイ後初めてとなる信号の受信に成功したと発表した。探査機の状態は正常で、またエラーなども記録されていないことから、計画通りの観測にも成功したことが確認された。 信号は日本時間2015年7月15日9時53分ごろ、NASAが運用する深宇宙ネットワーク(DSN)を構成するアンテナの一つ、スペインのマドリード近郊にある直径70mのパラボラ・アンテナ「DSS-63」によって受信された。 そのデータから、あらかじめプログラムによって計画されていた観測が正常に行われたこと、また探査機の状態も正常であることが確認されたという。 ニュー・ホライズンズは冥王星や、その周囲を回る5つの衛星を観