【読売新聞】 文部科学省の専門家委員会は5日、スーパーコンピューター「 富岳 ( ふがく ) 」の後継機について、富岳の5~10倍の計算能力を持ち、人工知能(AI)の性能でも世界最高水準を目指すとした開発方針をまとめた。理化学研究所
【読売新聞】 文部科学省の専門家委員会は5日、スーパーコンピューター「 富岳 ( ふがく ) 」の後継機について、富岳の5~10倍の計算能力を持ち、人工知能(AI)の性能でも世界最高水準を目指すとした開発方針をまとめた。理化学研究所
日本の産業技術総合研究所(AIST)は量子コンピューティング機能を提供するハイブリッドスーパーコンピューターを構築するプロジェクト「ABCI-Q」をNVIDIAと提携して進めています。ABCI-Qは早ければ2025年度から利用可能で、医薬品研究や物流の最適化などのアプリケーション開発が想定されています。 Nvidia to help Japan build hybrid quantum-supercomputer - Nikkei Asia https://asia.nikkei.com/Business/Technology/Nvidia-to-help-Japan-build-hybrid-quantum-supercomputer NVIDIA To Collaborate With Japan On Their Cutting-Edge ABCI-Q Quantum Superco
Microsoftが現地時間2023年6月21日に量子コンピューティングに関するロードマップを公開しました。公開したロードマップの中でMicrosoftは、AIと量子コンピューターなどを組み合わせた「Azure Quantum Elements」や量子シミュレーションなどに特化した生成AI「Copilot in Azure Quantum」などの新サービスや機能を発表するとともに、量子スーパーコンピューターの構築について「数十年ではなく数年の規模で考えています」と発言しています。 Accelerating scientific discovery with Azure Quantum - The Official Microsoft Blog https://blogs.microsoft.com/blog/2023/06/21/accelerating-scientific-discov
IntelがジェネレーティブAIの開発に取り組んでいることを発表しました。ジェネレーティブAIはIntel製スーパーコンピューター「Aurora」を用いて開発される予定で、パラメーター数は1兆に及ぶとされています。 Broad, Open HPC+AI Portfolio Powers Performance, Generative AI for Science https://www.intel.com/content/www/us/en/newsroom/news/intel-delivers-ai-accelerated-hpc-performance.html Intelはアメリカのアルゴンヌ国立研究所と協力してスーパーコンピューター「Aurora」を開発しています。このAuroraへのIntel製CPUおよびGPUの納入作業が完了したことが2023年5月23日に発表されました。
世界のスーパーコンピューターの性能を半年ごとにランキングにする「TOP500」の2023年6月分が発表され、アメリカ・オークリッジ国立研究所の「Frontier(フロンティア)」が1位を守り、理化学研究所計算科学研究センターの「富岳」は2位でした。 June 2023 | TOP500 https://www.top500.org/lists/top500/2023/06/ Early Frontier users seize exascale advantage, grapple with grand scientific challenges | ORNL https://www.ornl.gov/news/early-frontier-users-seize-exascale-advantage-grapple-grand-scientific-challenges AMD Now
三井物産は来春にも国内創薬ベンチャー向けにスーパーコンピューターの提供サービスを始める。米NVIDIA(エヌビディア)製スパコンを国内に設置し、ベンチャーが研究開発に利用できるようにする。資金や設備の制約でイノベーションの創出機会を喪失しているベンチャーに対し、高速シミュレーションで新薬の開発期間を短縮できる環境を整える。 三井物産は10月に製薬大手向けに最先端スパコンの提供サービスを開始するのに続き、2024年4―8月をめどにベンチャー向けも開始。エヌビディア製のスパコンを三井物産が購入するが、資金力を欠くベンチャーにはグレードを落とした機種を用意し、利用料を抑えて提供する。 スパコン運用は三井物産の100%子会社で創薬支援を手がけるゼウレカ(東京都千代田区)が担う。当面は製薬大手・中堅10社への提供を目指し、創薬ベンチャーや画像診断機器メーカーにも活用を促す。米調査会社アイキューヴィア
宇宙はビックバンによって誕生したと考えられています。 では、このビックバンの後、宇宙はどのように進化してきたのでしょうか? 最近、ドイツ・ハイデルベルク大学(Heidelberg University)天文学センターのジョセフ・ルイス氏、アメリカ・テキサス大学オースティン校(UT Austin)天文学部のポール・シャピロ氏ら研究チームは、宇宙の進化を再現したアニメーションを公開しました。 スーパーコンピュータ・シミュレーションによって、宇宙の暗黒時代から銀河の形成までが表現されています。 研究の詳細は、2022年8月25日付の科学誌『Monthly Notices of the Royal Astronomical Society』にて公開されました。
地球の衛星である月の成り立ちについては複数の仮説がありますが、中でも約46億年前にテイアという天体が地球に衝突してその破片が月になったとするジャイアント・インパクト説が有力とされています。新たにイギリスのダーラム大学、グラスゴー大学、NASAのエイムズ研究センターの研究者からなるチームが、スーパーコンピューターを用いてジャイアント・インパクト説をシミュレートした結果、「月は惑星衝突からわずか数時間で形成された」ことが示唆されました。 Immediate Origin of the Moon as a Post-impact Satellite - IOPscience https://doi.org/10.3847/2041-8213/ac8d96 Collision May Have Formed the Moon in Mere Hours, Simulations Reveal |
FacebookやInstagramの運営元として知られ、メタバース事業に注力しているMetaが、現在稼働中のAIスーパーコンピューターの中で最速だという「AI Research SuperCluster(RSC)」を構築していることを発表しました。すでにRSCは稼働していますが、記事作成時点でも構築は続いており、2022年半ばに完全に構築を終えると1万6000個のGPUを搭載した「世界最速のAIスーパーコンピューター」になる見込みだとのことです。 Introducing the AI Research SuperCluster — Meta’s cutting-edge AI supercomputer for AI research https://ai.facebook.com/blog/ai-rsc Meta Collaborates with NVIDIA on AI Resea
2021年7月6日に、NVIDIAがスーパーコンピューター「Cambridge-1」をイギリスで稼働開始したことを発表しました。Cambridge-1にはNVIDIAが培ってきたスーパーコンピュータ-関連技術が結集されており、低消費電力ながら世界のスーパーコンピュータ-ランキングのトップ50にランクインする性能を持つとのことです。 Inside Cambridge-1:The UK’s powerful supercomputer | NVIDIA https://www.nvidia.com/en-us/industries/healthcare-life-sciences/cambridge-1/ NVIDIA Launches UK’s Most Powerful Supercomputer, for Research in AI and Healthcare | NVIDIA Ne
国立天文台と統計数理研究所らの研究チームは7月2日、宇宙にある「暗黒物質」(ダークマター)の“地図”をAIで作成するシステムを開発したと発表した。暗黒物質の分布が分かれば、暗黒物質の正体解明に役立つ可能性があるという。 暗黒物質は光を発しないため直接観測できないが、重力を持つため、時空をゆがめる「重力レンズ」という特徴を持つ。このゆがみは遠方の銀河を観測する際にレンズの役割を果たし、銀河の形を大きくしたりゆがめたりするという。この性質を利用し、観測した銀河のゆがみから暗黒物質の量を見積もって地図にする「レンズマップ」の研究が今まで進められてきた。 しかし、暗黒物質が少なくゆがみの少ない銀河や、形状が測定できない暗い銀河、ゆがむ前の形状が分からない銀河など、観測データの精度を下げるようなノイズが入る場合も多くあった。データの精度を上げるには観測データの数を増やすことも有効であるが、限られた観
CPUアーキテクチャのArmは、多くのスマートフォン向けCPUに採用されているだけでなく、Appleが設計したM1チップに採用されたり、MicrosoftがArmを採用した独自チップを開発していることが報じられたり、ArmベースのCPUを搭載したスーパーコンピューター「富岳」が世界一の性能を記録したりと、大きな注目を集めています。そんなArmアーキテクチャがどのような経緯で開発され、世界中の機器に使用されるようになったのかを、IT関連のニュースサイトであるArs Technicaが解説しています。 How an obscure British PC maker invented ARM and changed the world | Ars Technica https://arstechnica.com/features/2020/12/how-an-obscure-british-pc
by Juskteez Vu 宇宙がどのように形成され発展していったのかはコンピューターでシミュレーションするという方法で研究が行われています。日本でもスーパーコンピューター「京」と、国立天文台の「アテルイ」を用いたシミュレーションが2015年に行われましたが、スイス・チューリッヒ大学の天体物理学者たちは、新たに過去最大の仮想宇宙を創造したと発表しました。 UZH - The Creation of the Most Complex Virtual Cosmos to Date http://www.media.uzh.ch/en/Press-Releases/2017/Virtual-Kosmos.html Scientists have created the largest ever virtual Universe inside a supercomputer - ScienceA
理化学研究所(理研)や大阪大学などの研究チームは8月9日、スーパーコンピュータ「京」を使い、30分後までのゲリラ豪雨を予測する手法を開発したと発表した。レーダーが100メートルの解像度で30秒ごとに集めた膨大なデータを処理し、高い精度のシミュレーションによって「天気予報に革命をもたらす」という。 現在の気象庁では、全国を2キロメートルの解像度で1時間ごとに観測したデータを取り込み、天気をシミュレーションしている。だが、ゲリラ豪雨の場合は、原因となる積乱雲が数分間で急激に発生するため、従来の更新間隔や解像度では予測が難しかった。 研究グループは、30秒ごとに解像度が100メートルの高精細な観測データを収集できる「フェーズドアレイ気象レーダー」を採用。集めた膨大なデータを、理研のスーパーコンピュータ「京」で解析し、30分後までのゲリラ豪雨の動きを再現できたという。
前回2014年11月のランキングでは「京」は第2位だったのですが、ドイツのフランクフルトで開催中のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する国際会議「ISC2015」で7月13日(日本時間7月14日)に発表されたGraph500ランキングでなんと1位を奪還したことが判明しました。 スーパーコンピュータ「京」がGraph500で世界第1位を奪還 | 理化学研究所 http://www.riken.jp/pr/topics/2015/20150714_1/ 今回Graph500の測定に使われたのは「京」が持つ8万8128台のノードのうち、8万2944台となっており、約1兆個の頂点を持ち16兆個の枝から成るプログラムスケールの大規模グラフに対する幅優先探索問題を0.45秒で解くことに成功した、とのことです。 1位から10位は順に以下のようになっています。 順位システ
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