伊万里市の研究施設がモーターに使う小型の部品の量産化に成功し、15日新技術を発表しました。 新技術を発表したのは、伊万里市に金属などを研究する施設を置くBIZYMEなどです。 この技術は、高い強度を持ち「夢の金属」と呼ばれるアモルファス合金を使うもので、薄い合金を数千枚重ねて作る積層コアの量産化に成功したということです。 この部品は従来のモーターに使われていた鉄よりも硬くて薄いため、小さなサイズのモーターでも長く使用できます。 自動車や家電など様々な業界で注目されているモーターの小型化につながるだけでなく、消費電力を抑えることで脱炭素化も期待できるということです。 【BIZYME 金清裕和社長】 「積層技術であったり、打ち抜き技術であったりそういった物が今まで大手も含めてできなかった。ここで開発した技術をぜひ世界に発信していきたいという風に考えています」 積層コアは、2024年4月からの量