ウクライナに対する全面戦争で失った1万5000両にのぼる装甲車両の補充に四苦八苦しているロシア軍は、突撃部隊に安価な民生車両をあてがうようになっている。最初に登場したのは中国製の全地形対応車(ATV)、いわゆる「ゴルフカート」だった。次に、中国やベラルーシから調達したらしいダートバイクが使われだした。 言うまでもなくこれらの車両は、とくに元の仕様のままではウクライナ側の大砲やミサイル、ドローン(無人機)による攻撃に対してあまりに弱い。事実、5月上旬には、オートバイに乗ったロシア軍のある突撃部隊が「こてんぱんにやられた」とウクライナ軍の第79独立空中強襲旅団が報告していた。 そこでロシア軍は、これらの全地形対応車やバイクにも防護を施すようになっている。ウクライナ側が多用している自爆型のFPV(一人称視点)ドローンから車両や兵士を守るための、金網や金属製のケージ(囲い)のような簡易装甲だ。そう
ヤマハの新型車「XSR900GP」は、外観を一新できるワイズギアの外装セットも話題となった。モーターサイクルショー2024の各会場で展示された実車をあらためて見ていこう。 文:オートバイ編集部/写真:鶴身 健 YAMAHA XSR900 GP ワイズギア製外装セット装着車 モーターサイクルショー前から話題となっていたフルカウルを纏ったXSR900GP。車両価格は税込143万円、2024年5月20日に発売された。 同時にXSR900GP用外装セットがワイズギアから登場した。往年のヤマハのマシン「RZV500R」と「FZ400R」を彷彿とさせるカラーリングを採用している。 キットはフロントカウルからフロントカウルボディ、プロテクターL/R、サイドカウルL/R、フロントフェンダー、タンクトップカバー、フューエルタンク、サイドカバーL/R、シートカウルモール、アンダーカウルL/R、ステー×4、取付
世界が追い付いてきた頃には日本車が手薄になっていた!? 400ccという排気量区分は「中型二輪免許(いわゆるチューメン。今で言う普通自動二輪免許)」と関係が深く、日本発祥と言えるはず。特に80~90年代はこれら400ccが超高性能化して、「こんな楽しい乗り物はないよ! 」と多くの欧州ライダーがこの超高性能な400に恋をして、並行輸出もされていた時代だった。 時は流れて欧州には35kW(47.6PS)までのバイクに乗れる「A2ライセンス」なるものが登場し400クラスのラインアップが急激に増加。世界的にもこの排気量がにわか再注目されてきたわけだ。こうした400の盛り上がりに合わせて海外メーカーもこのクラスに参入。ところが…400ccの本家、国産メーカーがちょっと手薄じゃないの!? カワサキは気を吐いてるけど、スズキなんてスクーター1台のみ! 頼むぜ! 本家は国産のハズだよ!? (ノア セレン)
2024年の大注目モデル、GB350Cの開発者インタビューをお届けしよう。あらゆる外装パーツを新作し、開発メンバーがこだわり抜いた意欲作だけに、開発チームの熱い想いが随所に詰まっているのだ。 まとめ:オートバイ編集部/写真:松川 忍、ホンダ 笹澤裕之 氏(LPL代行) 本田技研工業株式会社 二輪・パワープロダクツ事業本部 ものづくり統括部 完成車開発部 完成車研究課 スタッフエンジニア 高級感と美しさに満ちた自慢したくなる1台! 「同じGBでも、このCはクラシカルなスタイルにこだわって、外観を一新しました。外装に関しては、スタンダードと同じパーツはひとつもありません」 そう語るのはGB350CのLPL代行を務める笹澤さん。空冷シングルの魅力は引き継ぎながらも、これまでのGBとは違ったキャラクターにしたい。そんな想いから、開発チームはコストを惜しむことなく、専用パーツをふんだんに投入している
Honda GB350 BIBLE (Motor Magazine Mook) 好評販売中 ▶▶▶Amazonはこちら amzn.toデイトナ GB350(ホンダ GB350)特徴 全パーツの市販化を考え、自社の歴史もリスペクト 普通に見れば、シングルスポーツというジャンルに分類されるGB350/S。カスタムを考える際にはこのジャンルに親和性の高いカフェレーサースタイルがまず挙がる。GBデビューから約1年が経った2022年春に開かれた各地のモーターサイクルショーにデイトナが展示したこの車両も、その路線を踏襲した「デイトナが考えるGB350カフェスタイル」をコンセプトとしていた。 製作を担当した山田さんはGBに幅広いカスタムを楽しめる要素を強く感じ、作業に着手する。しかし、当時はまだパーツも少ない。ワンオフという手も使えるが、それでは費用や手間がかかることになる。 それなら、とカジュアルにカ
究極のオフロード用EVバイク、クラファン失敗を経て生まれ変わる2024.04.22 08:0014,982 岡本玄介 色を変えたら別モノみたい! かれこれ11カ月ほど前の記事ですが、極限の環境でも走り続けるロシアのサバイバル電動バイク「2X2 ULTRA BIKE」をご覧頂いたことがあります。 当時は1,990ドル(約30万円)で出資金を募っていたのですが、実は目標達成ができず失敗していたんですって。 Video: Robotechnic/YouTube低空気圧の2重構造にしたバルーンタイヤで、アウトドアの悪路でもバッチ来い。浮力があるので浮き輪を合体させれば水上走行が可能になる究極のオフロード用EVバイクだったんですよね。 まさかコレがコケるとは…。 スタイリッシュに生まれ変わるしかしクラファンがダメだったからといって、こんなに優秀でユニークなバイクが立ち消えになって良いはずがありません
昨今の二輪業界では「ネオクラ」がムーブメント。シニアから若手まで魅了するその流れのスゴさは2024年3月下旬に開催された「東京モーターサイクルショー」でも見られました。 「ネオクラ」には“懐かしい” と “カッコイイ” が同居か? 近年、オートバイ界隈では、ネオクラシックバイクがちょっとしたブームになっています。これは、往年の名車を意識したスタイルを現代のバイクで再現したもので、略して「ネオクラ」などと呼ばれたりもします。2010年代後半頃から世界的なブームとなり、それに伴い、各社さまざまなモデルを販売するようになっています。 2024年3月22日から24日にかけて、東京お台場の東京ビッグサイトで開催された「第51回 東京モーターサイクルショー」でも、ネオクラは大人気。海外メーカーも含め各社ラインナップを強化していました。 拡大画像 東京モーターサイクルショーのカワサキブースに展示されてい
MVアグスタを傘下に収め輸入販売するKTMジャパンは、EICMA(ミラノショー)でリリースしたMV AGUSTA SUPERVELOCE 1000 SERIE OROをはじめ、BRUTALE 1000 RR ASSEN、SUPERVELOCE 98の日本導入時期と価格発表した。 MV AGUSTAをこれまで率いてきたサルダロフCEOは、2024年3月15日に会社を再活性化するための5カ年計画が無事完了したと宣言。 これをうけてオーストリアのPIERER Mobility AGは共同経営権と取得した同社株式の49.9%を維持、CEO及び会長を派遣しサルダロフ氏も副会長とブランドアンバサダーに就任して引き続き邁進するとの発表があった。
GB350は空冷単気筒エンジンを搭載し、余裕のあるトルクと純正から迫力のあるサウンドなど、幅広いライダーに愛されているバイクです。 いわゆるストリートバイクと呼ばれるジャンルで、少し前までこういったひと昔前のストリート色があるバイクがありませんでしたが、GB350の登場によって再熱しています。 スタンダードモデル GB350とは別に、よりスポーツライディングが楽しめる仕様の GB350 Sもあります。 そして、新たにGB350 C がタイプ追加が予定れており、実車がモーターサイクルショー2024で日本初公開となります! GB350ベースのクラシック仕様 こちらが噂のGB350 C。 GB350は元々クラシックなスタイリングでしたが、GB350 Cほど本格的なクラシックスタイルではなく、現代のストリートバイクとして活躍してきました。 GB350 Cはベースは同じですが、よりクラシックで重厚な
日本初公開の新型『CB1000 HORNET』の実車が見れる!! 2024年は3月15日(金)〜17日(日)に開催される大阪モーターサイクルショー。毎年この時期を楽しみにしているライダーさんも少なくないでしょう。 そして今年のHondaブースはと言うと、見慣れたモデルも多く展示される中、ステージ上に堂々と鎮座するバイクが1台。 2023年のミラノショーで先行発表され、国内導入を求める人も多いと思われる『CB1000 HORNET』がついに日本上陸しました! ご覧の通り、大阪モーターサイクルショーのHondaブースには実車が展示されているので、会場に足を運べば国内でいち早く『CB1000 HORNET』を見ることができます! では、そんな『CB1000 HORNET』について少しおさらいしましょう! 『CB1000 HORNET』は新作ツインスパーフレームに『CBR1000RR(2017)』
埼玉県の「TTRモータース」が、「モンキー125を“CB750F”にしてしまう」外装キットを製作中だとの情報が入ってきた。なんとその名は「エフモン」。同ショップは過去にもCB1100R風グロムや、CB750F風エイプなど、名車をミニサイズで楽しめるマシンを発表。CBの専門店だからこそできる、ハイクオリティな仕上がりに期待がもてる! TTRモータースは3月22日から開催される、第51回東京モーターサイクルショーに「エフモン」を展示予定。そこで実際の仕上がりを目にすることができるだろう。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く