このイラストに描かれたメガロドンの姿は、正しくない可能性がある。360万年前に絶滅したメガロドンは、現代のホホジロザメと似ていると考えられてきた。しかし、新たな研究では、メガロドンはホホジロザメよりもスリムで細長い体形をしていたことが示唆されている。(Illustration by Jose Antonio Peñas, Science Photo Library) 新たな研究によると、史上最大のサメであるメガロドンは、これまで考えられていたよりも長く、ほっそりとしていた可能性が高いという。米デポール大学の古脊椎動物学者、島田賢舟氏をはじめとする24人以上の専門家が2025年3月10日に学術誌「Palaeontologia Electronica」に発表した論文は、胸板が分厚いホホジロザメと比べると、メガロドンはかなり細長いボディプラン(体の基本的な特徴)を持っていたと提唱している。 「こ
