日本経済新聞社は「電子版(Web刊)」の有料・無料読者の皆さんを対象とした週1回の意識調査を実施しています。第322回は、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設をめぐる文書について皆さんのご意見をお伺いします。本物かウソか――。文書の真偽を巡り、見解が真っ向から対立する事態になっています。問題となっている文書は、安倍晋三首相の友人が理事長を務めている加計学園の新学部新設に関するものです
加計学園問題が連日メディアを賑わしている。学校法人加計学園(岡山市)は国家戦略特区制度を利用して愛媛県今治市に岡山理科大学獣医学部の設置を予定しているが、同学園の加計孝太郎理事長は、安倍晋三首相とは会食やゴルフをともにする長年の友人だ。獣医学部新設決定に至るまでの過程で、安倍首相によるなんらかの働きかけがあったのではないかという疑惑である。 この問題については3月13日に福島みずほ参議院議員が予算委員会で質問していたが、そのとき安倍首相は関与を否定し、さらに「国会で実名や学校の名前を出して責任を取れるのか」などと感情的に反論した。 森友問題の陰に隠れて収束したかのような印象もあるが、獣医学部設置計画をめぐり、特区を担当する内閣府が文部科学省に対して、「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向」などと伝えたと記録された文科省の文書が存在すると5月17日付朝日新聞は報じ、一気に再燃した。こ
岡山県に本部がある学校法人、「加計学園」は岡山理科大学や千葉科学大学など3つの大学を運営しているほか、高校や専門学校なども運営しています。 今回、岡山理科大学が獣医学部の新設を予定している愛媛県今治市は去年1月、大胆な規制緩和を進める国家戦略特区に指定されました。同じく国家戦略特区に指定された京都府も京都産業大学に獣医学部を新設することを目指していました。そして去年11月、国家戦略特区の諮問会議で獣医学部の新設が52年ぶりに認められ、ことし1月、今治市が事業者を公募したところ、加計学園だけが名乗りを上げ、今治市で新設する方針が決まったということです。 加計学園の加計孝太郎理事長は、安倍総理大臣とはアメリカに留学した時からの友人で、国会でも岡山理科大学が特区により今治市に獣医学部を設置する方針が決まったのはこうした関係が影響したのではないかという野党からの質問が相次ぎました。これに対し、安倍
(全国各地の名産品を集めた売り場を紹介する原稿を読み上げて)この原稿には残念ながら山口県の物産が書いてありませんが、おそらくあるんだろうと思います。よく私が申し上げたことを忖度(そんたく)していただきたい。 訪れる外国人には、日本のよさを知ってもらい、リピーターになっていただくチャンスともなります。(東京・銀座の松坂屋銀座店跡地に完成した複合商業施設「GINZA SIX〈ギンザシックス〉」のオープニングセレモニーのあいさつで)
学校法人「森友学園」の理事長・籠池泰典氏が2月20日、TBSラジオの番組「荻上チキ・Session-22」に出演。昨今、国会でも注目されている国有地払い下げ問題について語った。 荻上チキ・Session-22 国有地払い下げ問題とは 財務省近畿財務局が森友学園に2015年に貸した後、2016年に売却した大阪・豊中市の国有地に対して、売買の透明性や価格の妥当性について疑義が持たれているもの。当初は売却額が非公開だったが、その後、鑑定価格9億5600万円に対し、1億3400万円で売却したと公表。格安となった理由については「ごみの撤去・処理費用」との説明があった。 一方、朝日新聞の調査で、別の学校法人が「ごみの撤去費:2億5000万円」と見積もり、約5億8000万円で購入しようとしたものの、財務省から「低い」と指摘され断念したことが判明している。また、衆院財務金融委員会などで野党から「国が土地浄
民主党の菅直人元首相は16日、国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故をめぐり、安倍晋三首相が「菅総理の海水注入指示はでっち上げ」と題したメールマガジンを配信し、現在もネット上で掲載しているのは名誉毀損(きそん)だとして、安倍首相に対し、該当するメールマガジンの削除と謝罪を求め提訴したことを発表した。 安倍首相のメールマガジンは平成23年5月20日付配信。首相は「東電はマニュアル通り淡水が切れた後、海水を注入しようと考えており、実行した。しかし、やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だった」と記載。その上で「海水注入を菅総理の英断とのウソを側近は新聞・テレビにばらまいた」としている。 菅氏は「内容は全くの虚偽の情報に基づく。私の名誉を著しく傷つける中傷記事だ」と述べた。
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