「ご迷惑をかけた。一からやり直していきたい」 7月31日、広島市で開かれた岸田文雄首相の政治資金パーティーで、こう挨拶したのは、元首相秘書官の岸田翔太郎氏(32)だ。 小誌は、5月25日発売号で翔太郎氏主催の首相公邸での忘年会についての記事を掲載。赤じゅうたんの階段に寝そべる男性や、閣議室の円卓に座る男女など、多数の現場写真とともに報じた。
昨年12月30日、首相公邸(千代田区)で開かれた「大忘年会」には18人の親族が勢揃いした。その中心で笑みを浮かべるのはスウェットにダウンベスト、裸足という寝間着姿の岸田文雄首相(65)だったーー。 長男で首相秘書官の翔太郎氏(32)ら首相の親族が、公邸内の階段で寝そべるなど大ハシャギの宴会を繰り広げたことが『週刊文春』で報じられるや、世間は大ブーイング。 だが首相は翔太郎氏に「厳重に注意した」と述べるにとどめた。野党はおろか、国内外のメディアから「身内に甘い」と叩かれても、首相は動かない。それどころか、5月26日の参院予算委員会で「私も私的な居住スペースにおける食事の場に顔出しをし、あいさつもした」と、息子をかばう素振りさえ見せた。 その「違和感」の正体が、本誌が入手した集合写真である。 「あいさつ」どころか、裕子夫人(58)や翔太郎氏らとともに、首相本人もご満悦の表情で「記念写真」に収ま
岸田文雄首相の長男で内閣総理大臣秘書官を務めていた岸田翔太郎氏(32)が、公邸内で不適切な「階段寝そべり写真」を撮影していたことが週刊誌の報道で発覚し、これに批難が集中。5月29日に、岸田首相は翔太郎氏を更迭する意向を示した。 松野博一官房長官は30日の記者会見で、6月1日付で辞職する翔太郎氏が「退職金やボーナスを受け取らない意向である」ことを明らかにしたのだが……。 「首相秘書官は国家公務員です。国家公務員のボーナス支給日は法律で定められていて、夏は6月30日・冬は12月10日に支給されます。それにはという条件が定められているんです」(政府関係者・以下同) これに対しネット上では、「夏のボーナスをもらうために6月1日付けの辞職って丸わかり」「バカ息子に満額ボーナスあげてから辞任。どこがケジメだ」などの声であふれ返っている。 「翔太郎秘書官の給料は、月額が特別職第12号俸の58万6200円
政府は29日、岸田文雄首相(65)の長男で首相政務秘書官を務める翔太郎氏(32)を6月1日付で辞職することを発表。事実上の更迭と見られている。翔太郎氏は昨年末、首相公邸で親族を集めて〝忘年会〟を開いていたことが「週刊文春」で報じられてから、与野党から「やりすぎだ」と批判を浴びていた。 岸田首相は自民党役員会に出席後、首相官邸で報道陣の取材に「公邸での昨年の行動が政務秘書官として不適切で、けじめをつけるために交代させた。任命責任は私自身であり、重く受け止めています。国民のみなさまの声を一つひとつに答えを出していくことに邁進することで、職責を果たしたい」と説明。翔太郎氏の後任は、山本高義氏を充てるという。 永田町では翔太郎氏が公邸で撮影した忘年会の写真流出をめぐり「文春報道は〝親族の忘年会〟と伝えた。実は親族の従兄弟が1人紛れ込んでいただけで、ほかは翔太郎氏の友だちだったのではなかったのか。親
岸田文雄首相は29日、長男で政務担当の首相秘書官を務める翔太郎氏を6月1日付で交代させると発表した。首相公邸内で忘年会を開き、親族と記念撮影をするなどした行動に批判が集まっており、事実上の更迭となる。後任には岸田事務所の山本高義氏が復帰する。首相は官邸で記者団に「公邸の公的なスペースでの行動が政務秘書官として不適切であり、けじめをつけるため交代させる」と説明した。週刊文春の報道を受けて首相は
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