[2011年02月03日(木)] 【ドイツ】岡崎慎司、槙野智章は低迷するチームを救えるか デビッド・ポウル●文 text by David Paul 木場健蔵●写真 photo by Koba Kenzo ともに残留争いを繰り広げているチームに、ふたりの日本人が加わった。 1月30日。入団発表を終えた岡崎慎司は、関係者とともにホームで行なわれたシュツットガルト対フライブルク戦を観戦した。観客席は「絶対残留(Niemals 2. Liga)」と印刷されたマフラーで埋め尽くされている。チームが4万枚ものマフラーを配り、降格阻止の本気度をアピールしたのだ。 しかし結果は0−1の敗北。ふがいない戦いぶりは岡崎の目にどう映っただろうか。 シュツットガルトといえば元ドイツ代表GKイェンス・レーマンやFWマリオ・ゴメス、MFトーマス・ヒッツルスペルガーなどのスター選手が所属していた名門チームだ。