7~8月に支払いに応じた登山者の割合は4割にとどまり、ほぼ同期間で6割弱だった山梨県側を下回った。 県によると、山梨県側は現地で24時間徴収が行われているが、静岡県側は原則午前9時から午後6時までの9時間に限定している。徴収時間外の登山者が約3万8000人いたとみられるほか、24時間で受け付けたコンビニ店とインターネットの納付も、徴収額全体の約1%と伸び悩んだことが要因という。 静岡県側は今月10日で受け付けを終了し、納付額は4382万274円で目標額7900万円の半分程度にとどまった。県は、収受員の人件費など経費を差し引いた残りを、トイレの改修や登山道の整備などに充てる。