“昇格請負人”と呼ばれる小林伸二監督は、清水を残留に導けるか [写真]=J.LEAGUE PHOTOS 2015年に初めてJ2に降格してから1年でJ1に復帰した清水エスパルス。復帰初年度の今季は「9位以内」(小林伸二監督)という目標を掲げたが、第28節終了時点で7勝8分13敗の13位。9位のガンバ大阪とは勝点11差で、16位のヴァンフォーレ甲府とは勝点2差なので、まずは何としても残留を決めることが最大の目標となっている。 残り6試合となって1節ごとにプレッシャーも強くなっているが、その中でひとつプラス要素と言えるのは、“昇格請負人”と呼ばれる小林伸二監督が、残留争いに勝ち残った経験も多いことだ。 2002年にJ1へ初昇格させた大分を2003年に14位で残留させ、翌年はファーストステージを最下位で終えたセレッソ大阪をセカンドステージから率いて、ラスト2試合で連勝して残留に導いた。そして翌20